大分高専のタイ人留学生と国際総合学科の学生が交流授業を行いました

2017.07.14

 

 大分工業高等専門学校に8月初旬までの間、タイのカセサート大学からインターンシップで来日中のタイ人留学生テイさん、ナットさん、ティムさんの3名が、国際総合学科の学生と交流しました。
 

 この交流は、国際総合学科 大木正明教授のゼミ活動の一環として行われており、今年度で3度目となりました。

 

 7月5日(水)は本学にて1年生と交流授業を行いました。

 テイさんは自己紹介の他に、タイのお祭りや食べ物、観光地などを動画と一緒に紹介してくれました。テイさんの地元の海の動画には「きれい」や「行ってみたい」といった声が上がっていました。


 
 

 
 ナットさんはタイ語について、発音の仕方や文法、早口言葉の紹介をしてくれました。「タイ語は男性と女性の言葉はどう異なりますか?」という問いに対してナットさんはタイ語の「こんにちは」が男性は「サワディークラップ」女性が「サワディーカー」と語尾が異なるということを教えてくれました。


 
 

 
 饒舌なティムさんはスライドを使わずに自己紹介をしてくれました。ティムさんたちが学んでいる「環境工学」では、川の水を飲み水に変換する研究をしているそうです。日本に来る二ヶ月前から日本語の勉強を始めたというティムさん。その語学力の高さに皆驚いた様子でした。

 

 続いて1年生もそれぞれ事前に準備したパワーポイントと英語で自己紹介を行いました。

 出身地や家族の紹介、好きな音楽や映画をたくさんの写真と一緒に紹介しました。日本のアニメや音楽、映画はタイでも人気があり、お互いに親近感を持つことができたようです。

 

 7月11日(火)にはOPAMにて交流会を行いました。開催中の「ジブリの大博覧会」の鑑賞をしながら、英語での意見交換や会話を楽しみました。


 タイからの留学生3名は7月いっぱいで大分高専でのインターンシップを終え、タイに帰国するそうです。今回の本学学生との交流会が有意義な思い出になったことを期待しています。

 

 本学では今回のような国際交流活動も盛んに行っています。国際総合学科では海外への造詣を深めるカリキュラムが充実しています。今後の国際交流活動にもぜひご刮目ください。

 

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