「パラード2014・竹田」が竹田キャンパスで行われました

2014.10.18

 

 9月19日~21日の3日間、国際総合学科の永田道弘准教授プロデュースによる「パラード2014・竹田」が開催されました。これは芸短フェスタ2014のイベントの一つで、竹田キャンパスや長湯温泉にて音楽やダンス、映像など様々なジャンルで活躍する前衛芸術家たちがライブパフォーマンスを繰り広げました。

 開幕を飾ったのは、映像作品と、その作品のもとになった詩の朗読、環境系サウンドによるインスタレーション作品です。竹田キャンパスの教室の一室を使っての上演で、観客は教室内に座って鑑賞しました。早回しやスロー再生のような音声がマイクを使って表現されたり、クリアな素材を光源の前にかざすことでぐにゃぐにゃと変化する映像が映し出されたりと、観客はゆがんだ時空間に迷い込んだような不思議な時間を過ごしました。

 続いてアコーディオンの演奏と、環境系サウンド、女性のダンスのコラボレーション作品が上演されました。照明を落とした薄暗い体育館の中、どこか懐かしいアコーディオンの音と、松明を思わせるようなオレンジ色のライトの元で力強く幻想的なダンスが披露されました。

 その後もパラードは夜遅くまで続き、学生達や地域の人たちは非日常的な空間で前衛芸術を楽しみ、自身の制作活動や、研究にたくさんの刺激を受けました。

 パラードは3日間上演され、大盛況の内に幕を閉じました。