Melborune Sports and Aquatic Centre


メルボルンにあるアクアティックセンターのプールです。メインプールはちょっと変わっていて、飛び込みプールまで75mがすべてつながっています。これを縦に50m、横に50m、残りを飛び込み用に仕切板(右写真)を入れて使用しています。水深は仕切板のあたりで2〜3m、飛び込み部分は5mあります。
観客席は左写真にある反対サイドに2000席あります。 上左の写真にあるガラス張りの向こうには、25mプールやウェーブプール等があります。

写真左の25mプールはこの日、アクアビクスコースがあり、その後巨大なフロートが出現しました。子供たちは順番にこのフロートの上を渡っていきます。元気に駆け抜ける子供や恐る恐る渡る子供など様々です。最後は、滑り台からドボーンと入水します。

このプールの目玉は何といっても、ウェーブプールです。30分おきに5分間ウェーブが起きます。手前側はビーチのような感じになっていて、小さな子供も楽しめます。深いところの水深は1.25mなので、高い波になると足がつかず波に揺られます。そして、スライダー。中は真っ暗で迫力満点です。ウェーブプールの向こうに螺旋状になっているのがそうです。大人もOKです。

ウェーブのない時間帯は、泡を出したり、子供プールでは噴水を出したり子供たちを飽きさせましせん。ボールや小さなフロートも係りの人がプールの中に投げ込んでくれます。 訪れた日(2000年2月末)のプールの水温は、メインプールが27度、ラッププール(25m)が29度、マルチプールが34度、ウェーブプールが32度、ジャグジーが37度でした(入り口の表示による)。ジャグジーは別料金になります。

カフェはプール側にも面しているので、プールサイドで飲食が可能です。 プールサイドで誕生パーティを催しているグループもあり、ひと泳ぎしたグループにケーキが運ばれてきていました。プールサイドは土足可なので、結構頻繁に清掃しているようでした。

様々なダイナミックなタイプのプールがあるので、監視体制はしっかりとしたものでした。このプールのライフガードは、ロイヤルライフセービング協会の資格を有した者が行っています。ウェーブが起きる時には、救助用の巾着袋を持ったガードが上から監視していました。
ラッププールに登場した巨大な浮きのプールサイドには、いつでも飛び込めるような格好にレスキューチューブを持ったガードが立っていました。飛び込み台は3mと1mが一定時間利用ができますが、ガードが監視していました。

<設備>メインプール75×25m、飛び込み台及びボード設備、ラッププール25m×6コース、多目的プール、ウェーブプール、ウォータースライダー、乳児用プール、ジャグジーなど
<営業時間>朝5:30〜夜10:00
<利用料金>4.50豪ドル(大人)

この施設は、プールだけではなくスカッシュコート10面、バドミントンコート12面、卓球台27面(バレーコート)、バスケットボールコート8面、観客席(2000人)付きコート1面、他にトレーニングジムなどが一緒になった巨大なスポーツセンターなのです。左写真はプールの見取り図です。上がメイン、下が遊泳プールになります。

目的ごとにスペースを区切って利用しているのが特徴です。

卓球台の数がなんと27面。バスケットコート8面のフロアーはとにかく広大です。利用料金は卓球、バドミントン、スカッシュなどが13〜18ドル/時間、バスケットコートが35ドル/時間です。

この施設は、Albert Parkというこれまた広い公園内にあって、シティからトラムで15分ぐらいのところにあります。


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