サンシャインコーストのプール


Noosa Aquatic Centre

 99年にオープンしたばかりのこのプールは、50×25m(水深1.2〜2m)と17×9mの幼児、ベビー、ジャグジーと4種類があります。営業時間は、なんと平日で朝5時半から夜8時まで開いています。水球で利用したときは9時頃まで開いていました。料金は大人3.5ドルで、月間利用料金など割引もあります。
 バス通りこそ近くにありますが、Noosaの中心街からは少し離れたところにあり、テニスコートが隣にあるほかは、周りは森林です。
 メインプールは競技会が開ける立派なプールです。夕方には、ラップスイマーやマスターズのトレーニングが行われていました。その他、幼児、アクアビクスの他、学校の休み中にはたくさんのプログラムが設けられています。ここの職員が指導していました。
 プールは屋外ですが、他のプールは日陰があり、直射日光から遮断されていました。
子供の多いときにはジャンボ浮き具が登場して、順番に子供たちがこれを渡っていきます。勢いよく走る子供、そろそろと転ばないように歩く子供など様々です。最後は滑り台からドボーンです。この浮き20分ぐらいで膨らませていました。
 更衣室は、簡素なものです。長椅子があって、質素なシャワー、トイレがあるだけ。しかし、障害者用とか家族用などがありました。少し日本と違うのは、ロッカーは更衣室の外(プールサイド)にあります。盗難防止でしょうか?
 靴を脱ぐ習慣はないので、施設内はプールサイドまで土足可です。
 プールサイドの端、幼児プールの横にカフェがあります。コーヒー、カプチーノ、ケーキ、クッキー、スナック菓子などをベンチでとることができます。

Kawana Aquatic Centre

 サンシャインコーストのプールはすべて屋外プールです。この地域は亜熱帯気候に属し、冬はそれほど気温が下がらないので、屋外でも温水を入れられるようになっています。水温は、春の10月頃で26〜28度くらい合ったでしょうか。しかし、日本人の遊泳者にはこの水温、ちょっと冷たいのです。オージーとは温度感覚がちょっと違うみたいで、みんな寒さに強いです。
 さて、kawanaこのプールも屋外で、しかもプール自体もそれほど頑強な作りではありません。しかし、モダンな広々とした作りになっていまいした。9コースの50mプール、25mと遊泳用プールと飛び込みプール(中右)、ハイドロプール(中左)、幼児プールなどがありました。 また、だいたいどのプールもコンクリートのプールサイドの周りにはゆったりと芝生のスペースがとってあって気持ちいいです。日陰も適当に作られています。天気のいい日は日光浴を楽しんでいる人も目立ちます。
 入場料は大人2.5ドル、子供2ドル。プログラムも多数用意してあって、幼児、ジュニア、マスターズ、アクアビクス、サーフマスターズ、トライアスロン、水球などなどが、入場料プラスアルファで参加できます。
 ヌーサアクアティックセンターとともに、サンシャインコーストのプールでは新しく、施設も立派なので、地域や国内などの競技会にも利用されることがあります。また、気候が温暖で過ごしやすいので、トップレベル選手の合宿に利用されることが多いようです。

中右の写真は、3mの飛び込み台ですが、順番に思い思いのフォームで飛び込んでいきます。手前のルールという看板には、●個人の責任で●一人ずつ順番に●2に一緒に飛び込むな●10歳以下の子供は保護者の監視の元に●プールサイドは走らない●管理者の判断で飛び込み台は閉鎖する、と書いてあります。

Cotton Tree Olympic Swimming Centre

 マルチリバーの河口、コットントゥリーパークの中に昔からあるプールです。地域住民や近くのサーフクラブのメンバーが多く利用しているようです。50(8コース)と25(6コース)m、幼児用の屋外プールとプログラム用の屋内(ビニルハウス)プールがあります。営業時間は朝5時半から夕方6時までで、料金は大人が2ドルです。
プールプログラムは他とだいたい一緒ですが、珍しいものとしてアンダーウォーター・ホッケーというのが載っていました。
 このプール、後半過ごしたアパートの目の前だったので、よく泳ぎに行きました。

Nambour Olympic Swimming Centre

 サンシャインコーストトーナメントという、この地域の数チームが集まって行われる大会がここで行われ、ヌーサチームの一員として参加しました。少し内陸にあるNambourは、サンシャインコーストの中心的都市で駅があります。町並みは古く少し寂れている感じですが、かなりのスポーツ施設は昔からこの都市に揃っていたようです。
50m×8コースと25m×6コースと観客席がありました。
 利用料金は2ドルで、このようなトーナメントでも個人から利用料金を集めていました。ナイター設備もあります。

Buderim Comunity Swimming Pool

 サンシャインコースト大学からホームスティ先(前半2ヶ月)へ帰る途中によく利用したプールです。Buderimという町の中心にあります。オーシャンスイムとアクアスロンに出場するためにトレーニングをしました。
25m×6コースと小さな幼児用プールがあります。夕方は4コースを子供スイミングで利用するために、一般は2コースのみの利用です。料金は1.75ドル。
 スイミングがない時間帯に泳いでいると、ここの指導員の方が、自分のフォームを見て指導してくださいました。なかなな納得のいく指導で、わかりやすかったです。

参考:豪1ドルは65〜70円(1999年10月から2000年3月)


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