大分県立美術館OPAM1階 アトリウム にて専攻科造形専攻、美術科デザイン専攻のプロダクトデザインコースによるグループ展「交差展 Product design exhibition12」を開催しました。「交差展」とは「様々な人や作品が交差する」という意味を持ち、学年を超えて学生が主体となって企画から運営まで行い、学外の方向け実施する展示です。専攻科造形専攻プロダクトデザインコースの1〜2年生および短大2年生の有志15名の学生が参加し、前期授業の課題提出作品を展示しました。

交差展初日には出展者によるレセプションが行われました。

 展示台を囲むフレームは、2016年に発生した熊本・大分地震の避難所生活において使用されていた間仕切りを譲り受けたものです。部材によっては避難生活を送られていた方のメッセージが書かれていたり、曲がっていたり、ガムテープが貼られていたりしていますが、あえて避難所で使用されていた痕跡をそのまま残しています。

専攻科では成形合板技術で制作した家具や生活雑貨などの作品展示。

短大2年生では素材を生かしたプロダクトデザインの提案など、授業で取り組んだ成果を発表しました。