由布市陸上競技協会よりシンボルマーク制作の依頼を受け、ビジュアルデザインコース専攻科1年生の有志でデザインの提案を行いました。

駅伝などの長距離種目に特化していた同協会が「陸上競技を通じて地域貢献を図り、さまざまな機会を生み出す組織に」との思いから制作に至ったものです。

取り組んだ5名の学生それぞれが由布市の魅力や協会の取り組みからコンセプトを考え、デザインしたものをプレゼンテーションし、同協会の選手らの投票で草野優美さんのデザインが採用されました。

シンボルマークは由布川岐谷をモチーフに、水流が磨き上げた美しい岩肌と、目標に向かって心技体を鍛える選手の姿、真っすぐ延びる陸上トラックを重ねてデザイン。色は豊かな自然を意味する落ち着きのある青緑と土気を高める赤の2種類を制作しました。三角形のフォルムは由布岳をイメージさせ、選手のアクティブさも表現しています。
既に選手のユニフォームとして活用いただき、今後様々なグッズにも展開していただく予定です。