「おおいた銘酒館ゆたよい」のVI計画に本学学生が取り組んでいます

2017.07.06

 

 7月1日(土)、セントポルタ中央町商店街に「おおいた銘酒館ゆたよい」がオープンし、展示館のロゴマークを考案した本学専攻科造形専攻の森里奈さんと髙畑香奈さん、美術科 西口顕一専任講師がオープニングセレモニーに出席しました。


 「おおいた銘酒館ゆたよい」はNPO法人「大分県地酒・焼酎文化創造会議」の運営によるもので、大分県産の地酒や焼酎を広くアピールするために開館しました。

 

 
 

 「ゆたよい」という名前は「豊か」に「酔う」という意味を込め、森さんと髙畑さんの2人が考案しました。シンボルマークは大分の県花であるブンゴウメをモチーフにしており、「ゆたよい」というロゴタイプを組み合わせてロゴマークを構成しています。

 制作した2人とも大分県の出身で、「大分のお酒で豊かに酔い、県花のブンゴウメのようにほほを赤らめ、会話に花を咲かせて欲しいという思いを込め制作しました。はじめての学外での取り組みは新鮮な気持ちでした。」と森さん。髙畑さんは「何度も現場に足を運んで意見を聞きくことでデザインをブラッシュアップできました。1ヶ月半という短い制作期間でしたが、楽しんで取り組めました。」とそれぞれ制作に込めた思いを語ってくれました。

 デザインを指導した西口専任講師は、「現場に足を運び、意見を伺いながらリアルなデザイン制作のプロセスを体験する、実践的な学習になった。今回の経験が今後デザイナーになるにあたり、良い経験になったと思う。」と2人へのこれからの期待を込め、語ってくれました。

 


 「おおいた銘酒館ゆたよい」では県内約100銘柄のお酒の試飲ができます。みなさんもぜひ大分の美味しいお酒と、「ゆたよい」デザインをお楽しみください。



※「VI計画(ヴィジュアル・アイデンティティ計画)」とは、企業が伝えたいイメージを効果的に表現する、ロゴマークやシンボルマークを図案化する計画のことをいいます。本学美術科ビジュアルデザインコースの授業の中では、人、モノ、コトの関係性に観点を置き展開しています。