「赤い羽根ボールペン募金贈呈式」を執り行いました

2014.01.30

 

 1月29日、本学 学長室にて「赤い羽根ボールペン募金贈呈式」を執り行いました。
共同募金会が新たな募金手法として取り組んでいる“寄付金付き商品”で、ボールペンのデザインを専攻科造形専攻と美術科デザイン専攻有志らで立ち上げた『赤い羽根応援プロジェクト』メンバーが担当、情報コミュニケーション学科の学生らが広報活動を行い、募金総額8万3,801円を贈呈しました。

 中山欽吾学長は、「こういう機会に、美術科と情コミュという違う学科が一緒になって何かに貢献できるということは、たいへん喜ばしいことだと思います。今後も、学科の域を超えて、さまざまな分野で貢献できるような活動ができたらと思います」と述べました。

 学長あいさつの後、『赤い羽根応援プロジェクト』メンバーを代表して専攻科造形専攻1年 川崎杏菜さんより、社会福祉法人大分県共同募金会へ目録が贈呈されました。佐竹常務理事は、「残念ながら募金は年々集まりが悪くなっています。そんな中でも、特に若い人たちの募金離れというのが深刻な状況となっています。共同募金会としても、さまざまな形で募金活動を行っていますが、今回のように若い人たちとコラボすることができたことは、たいへん心強いことです。実際、今回のボールペンは4,300本作成し、その売り上げの一部が寄付に結びついています。これは将来にむけて明るい兆しとなっています。今後も、若い力をぜひ貸して頂きたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝と期待の言葉を寄せられました。

 最後に、佐竹常務理事より情報コミュニケーション学科1年 岡田優希さんへ記念品が贈呈され、記念撮影をして終了しました。今後も、このような福祉貢献活動をはじめとする、さまざまな活動に積極的に参加していきたいと思います。

 

以下は、今回の「赤い羽根ボールペン募金」活動に参加した学生らの感想です。
【赤い羽根応援プロジェクトメンバー】
専攻科造形専攻と美術科デザイン専攻の学生有志らが立ち上げた『赤い羽根応援プロジェクト』のメンバー10名がデザインを担当。“募金が繋がっていく”というのをイメージして赤い羽根をらせん状に表現。胸ポケットに入れた時に映える様、クリップ部分に赤い羽根を入れるなど細部にまでこだわって制作しました。
<コメント>
こんなにたくさんの方々が購入してくれると思っていなかったので、びっくりしています。デザインにこだわったので、使っていた時に「赤い羽根のだよね?」などと声をかけられたりしてすごく嬉しかったです。あとボールペンがすごく使いやすいんです!ゼブラさんのおかげです(笑)
(写真:川崎杏菜さん、望月美希さん)


【赤い羽根ボールペン広報担当】
赤い羽根応援プロジェクトメンバーがデザインしたボールペンの広報活動を担当。PR用にポップや巨大ボールペンを制作、主に学内でのイベント時や授業後の時間を利用して学生らに購入を呼びかけました。またfacebookをたちあげ、活動報告の情報発信を行いました。
<コメント>
まず、赤い羽根について情報収集をしたり、デザインを担当してくれた美術科の学生や先生たちにその思いを聞いたりして色々なことを把握してから広報活動を行いました。自分たちの中では100本のノルマを課していましたが、その目標を大きく上回る173本を売り上げることができました!そして今回、総額を聞いてビックリ!本当に嬉しいです!
(写真:原田夏帆さん、岡田優希さん)