アートマネジメントプログラムがスタートしました

2018.09.26

 今年度からの新カリキュラムである「アートマネジメントプログラム」がいよいよ始まりました!アートマネジメントプログラムとは、芸術と観客の橋渡しをする人材の育成を目的に新たに開設されたものです。約1年かけて、芸術文化事業に関する企画・制作・広報等の知識を学び、美術館などでの現場体験を通して実践的かつ体系的に学びます。
 9月18日(火)から始まった集中講義「アートマネジメント演習」の受講者は、美術科、音楽科、国際総合学科、情報コミュニケーション学科から合わせて92名です。大分県内の大学でアートマネジメントの授業を開設するのは本学が初めてです。

 講義初日の1コマ目は中山欽吾学長が「企画を立案する 音楽編」をテーマに、自身が主宰する「東京二期会」のマネジメントについてお話ししました。21日(金)まで連日開催された集中講義には各分野で活躍している多彩な講師陣をお迎えし、「企画の立案」から「企画の評価」までの講義が行われました。

 毎日行われたグループワークでは、学生が「企画から立案」し、最終日にはグループごとに発表を行いました。参加した学生からは「これまで経験したことのない授業に参加でき有意義だった」、「他の学科の学生とともにグループワークが経験できとても楽しかった」、「観客の立場とは全く違う主催者側の苦労などが良くわかった」などの感想が寄せられました。

<外部講師>
・大分市美術館 館長 菅 章 氏
・大分市美術館 学芸員 岡村 暢哉 氏
・大分県芸術文化スポーツ振興財団 八坂 千景 氏
・長崎市チトセピアホール 館長 出口 亮太 氏
・大分県芸術文化スポーツ振興財団 三浦 宏樹 氏