美術家・映像ディレクター 西野正将 上映会&トークを開催しました

2018.12.14

 12⽉7⽇(⾦)、芸短フェスタ2018の⼀環として、本学において美術家・映像ディレクターの⻄野正将⽒(本学美術科デザイン専攻卒業⽣)をお招きし、本学学⽣と⼀般参加の⽅を対象とした上映会&トークを開催しました。

 まず、⻄野⽒から学生時代の作品から近年の作品まで紹介いただき、映像ではなく「映像的な視点」で⽇常の⾵景を切り取った作品などを、制作の経緯や作品に込められた意図を解説して頂きました。

 続いて、現在の仕事内容として、ダンスカンパニー・コンドルズの振付家・近藤良平とのコラボダンスPV「レッドシューズ」や、おおいた国⺠⽂化祭の⼀環として⾏われた『回遊劇場』での映像作品"Mio Bar"をご紹介して頂きました。”Mio Bar”は、変わりゆく大分の街並みに着想を得て、ある架空の物語を実在の映像と交えながら寓話化した作品です。作品では、普段見慣れているはずの大分の風景がいくつも出てきますが、作家の視点、あるいは異なる物語の視点で見ると、今まで見えていたものが全く新しい世界に見えてきます。

 芸術⽂化活動に興味のある受講学⽣たちは第⼀線で活躍している⽅のお話しに熱⼼に⽿を傾けていました。