大分医療センターに絵画作品を展示しました!

2020.02.14

 

 国立病院機構大分医療センターの依頼を受けて美術科美術専攻1年29人が制作した絵画作品を、2月4日に大分医療センターの渡り廊下に展示しました。

 この取り組みは専門教育科目「美術の人と職業」の一環として、患者さんの心の緩和ケアを目的に「植物・花・動物」をモチーフに制作したものです。

 学生は昨年12月よりグループに分かれ、それぞれでレイアウトを協議しながら2カ月に渡って作業を進めてきました。窓ガラスにステンドグラス風のシートを施し、窓からの強い光を緩和するとともに向かいの壁に展示する作品に光を映り込ませることで、渡り廊下全体が柔らかな空間になるように仕上げました。

 展示作業中には患者さん達から「とても明るい雰囲気になった、がんばって」など多くの方に声かけをいただき、学生達はこの制作活動や、センター利用者との交流を通じて、芸術が果たす社会への役割を感じていました。