本学と鬼塚電気工事株式会社の取り組みがメセナアワード2020を受賞しました

2020.12.09

 

 企業のメセナ(文化・芸術の援護活動)を顕彰する「メセナアワード2020」の優秀賞に、鬼塚電気工事株式会社「プロジェクトONICO」が選ばれ、12月7日(月)に本学小手川大助学長に、受賞報告がありました。

 「プロジェクトONICO」は、2018年に同社が本学美術科グラフィックアートコースと協働で開始した活動で、多様化する地域課題に対し、アート思考によりアプローチし、解決に向けた製品を開発するなど、社会貢献につなげる取り組みです。

 初年度は、災害時に活用できる携帯電話の無料ステーションボックスをアート作品のように仕立て市街地に設置し、そのボックスに、防災に役立つ情報発信や子どもが集う図書館などの機能を付け、2020年には、コロナ禍を配慮して、検温機能を加えたとのことでした。

 今後も、活動を発展させていく方針で、本学の学生達も、活動を通じ社会とアートとの関わりを見直すきっかけとなっているとお話しがありました。

公益社団法人企業メセナ協議会「メセナアワード2020」

https://www.mecenat.or.jp/ja/mecenat_awards/awards_archive/awards2020