専攻科造形専攻の学生の描いた絵馬が若宮八幡社へ奉納されました

2021.05.14

 

 5月13日、大分市上野町の若宮八幡社に、本学専攻科造形専攻の花野綾香さん(2年)が描いた、縦180㎝、横130㎝の墨で描かれた今年の干支である「丑」の絵馬が奉納されました。

 今年2月に若宮八幡社から本学へ依頼があり、日本画を学ぶ花野さんが制作を担当したもので、春休み期間に県内の放牧地で牛を取材し、4月から約1カ月半かけて完成させました。

  当日は若宮八幡社で神事が行われ、同社氏子総代会の林信一郎さんは「親牛のたくましさとやさしいまなざしに、親子のあたたかさを感じる絵馬が完成し、とても嬉しい」とあいさつし、完成を喜びました。

 担当教員の永井学准教授が「長期間飾られる場を与えていただき、大変ありがたい。学生の作風が表れたあたたかい絵に仕上がっている」と完成までの経緯を説明し、花野さんは「牛の陰影や親子の遠近感に気を付けながら制作しました。訪れる人にやさしい気持ちを感じていただけると嬉しいです」と話しました。

 この絵馬は年末まで若宮八幡社境内に飾られます。