国際ボランティア論の講義に「大分県フィリピン友好協会」会長をお招きしました

2021.06.01

 

  5⽉28⽇(⾦)、国際総合学科の「国際ボランティア論」(担当:光野百代専任講師)授業に、大分県フィリピン友好協会の吉武ロドラ会長を講師としてお招きし、協会の活動や課題について講演いただきました。

 講演では、設立から25年を迎える友好協会のこれまでの様々な支援活動の紹介、フィリピン国内にある経済格差、日本で暮らすフィリピン人が直面する課題、そうした様々な課題を乗り越えるために必要な助け合いや支援の重要性について話していただきました。

 日本とフィリピン両方の国を知る友好協会の知恵と工夫が活かされた一つ一つの支援活動が分かりやすく説明され、学生からはフィリピンの様子や、支援活動の原動力など多くの質問が出されました。

 吉武会長からは、「国際的に活躍するために行動してほしい」という力強いメッセージをいただきました。 また、授業に先立ち友好協会に対し、学生有志が集めた古着の寄付を行いました。

今回の行動は将来の活躍につながる経験の一つとなるでしょう。

大分県フィリピン友好協会の吉武ロドラ会長からのお礼より抜粋

 この度はフィリピンへ古着の寄付のご支援とご協力を賜り大分県フィリピン友好協会一同深く感謝致します。皆様よりご支援頂きました古着は協会会員よりフィリピンの支援を必要としている方々ひとりひとりへ送り届け、子供達の弾けるような笑顔や手渡す際に涙を滲ませながら感謝を伝えて下さるご家族の姿を通し、これまで以上に友好協会としての活動に尽力する思いでございます。世界的な未曾有の災禍の中、我々の活動にご支援頂きましたことに今一度感謝申し上げます。