【サービスラーニング】くちなしの実の収穫支援を行いました

2022.01.14

 

 1月9日(土)大分市福宗岩下地区において、情報コミュニケーション学科と国際総合学科の学生9名がくちなしの実の収穫作業を支援しました。

 くちなしは、大分県内では臼杵の郷土料理である「黄飯(おうはん)」のほか、染料としても昔から用いられており、同地区で収穫したものが奈良の東大寺の「お水取り」の椿の造花の染色に使われるなど、伝統的な農産品です。近年は、県内の栽培農家がほぼいなくなっていることや、同地区の高齢化と過疎化が進んでいることから、サービスラーニングの一環として取り組みました。

 学生は朝の10時から収穫をはじめました。昼食は十分なコロナ対策を講じたうえで、屋外で黄飯と豚汁を頂き、午後からも作業に従事し、全てのくちなしの実を収穫しました。

 今回の活動を通じて大分市内の過疎・高齢化地域の現状とを理解するとともに、大分県の伝統的な農産品の活用などについて学習しました。

*サービスラーニングとは、学んだことを地域で活かす、地域で活動することで学びの意義を確かめようとする、本学の特色ある教育プログラムです。本学では、情報コミュニケーション学科の専門教育科目として、また、その他学科においては共通教育科目として、毎年200名を超える学生が30時間以上の活動を行っています。