大分七夕まつり~府内戦紙~に参加しました!

2013.08.08

 

 8月2日、大分七夕まつり府内戦紙(府内ぱっちん)に今年初めてサービスラーニングで参加しました。青森の『ねぶた』をヒントに電飾の山車を作成し、絵柄が子どもの遊んだ『ぱっちん』(めんこ)に似ていることから『府内ぱっちん』と呼ばれます。

 大分駅前から昭和通りまでを歩行者天国として、企業や団体が工夫を凝らして作成した戦紙(ぱっちん)を中心に『どこでんここでんセイヤ、セイヤ!!だれでんかれでんセイヤ、セイヤ!!』のお囃子に合わせ踊り練り歩きます。30万人近い観客があるといわれる大分県屈指のお祭りです。

 サービスラーニングでは、大分城址公園で行われた準備のお手伝いと、観覧席の入場券を確認したり、観覧席のお世話などを行いました。福祉席のお手伝いをしたグループなどみんな気を利かせてがんばっていました。2日目は、府内紙戦の移動、ダンスバトルの会場設営、水分補給ブースの手伝い、資材の運搬などを手伝いました。

 ◆タイムスケジュール◆
=1日目=
日時:8月2日(金)17:00(集合)~21:30(解散)
集合場所:大分城址公園
17:00~ボランティア作業の説明
17:30~観覧席ブースにスタンバイ、当日チケットの販売開始
18:00~観覧席の入場開始
18:30~戦紙スタート
20:30~戦紙終了 城址公園集合、解散

 =2日目=
日時:8月3日(土)17:00(集合)~21:00(解散)
集合場所:大分城址公園 駐車場
17:00~ボランティア作業の説明
17:30~運び込み準備作業など
18:30~スタンバイ
19:00~会場入り(山車の搬入、ぱっちん王決定戦の土俵搬入など)
19:10~準備でき次第各イベントの開始
20:00~撤収準備
20:20~撤収開始
20:30~撤収終了、城址公園集合、解散

 
◆以下は参加した学生の感想です。
 毎年観客として参加していた七夕祭りはどんなふうに作り上げられていくのかを知りたかったから参加しました。1日目昼間はガレリア竹町通りでうちわとパンフレットを配り、夕方から夜にはうちわとパンフレットを配りながら前売り券を買った人たちの椅子を出したり、ビデオ撮影に携わったりしました。2日目はダンスをしている人たちに水を配りました。
昼間のうちわとパンフレット配りはAPUの学生と一緒にしました。個性的で大人らしい方が多くて緊張しましたが、協力して仕事しました。パンフレットを配っていると地域のかたから「暑いから倒れないように気を付けてね」「暑いのにありがとう」などの声をかけてもらい、原動力になりました。ほかの大学の人と一緒に活動するのは新鮮で学ぶことも多かったのでこれからもそんな活動があればいいなと思いました。
 ダンスの人たちについでいる水を一般の方がたくさん飲んでしまったので、足りなくなりそうになりました。そこで、コップ1杯につぐ水の量を減らしできるだけ残すようにしました。祭りを作るのはかなり大変、ハプニングはつきものだとわかりました。いきなりおこったハプニングに臨機応変に動くことができるように自分のする仕事をしっかり理解することが必要だと思いました。
情報コミュニケーション学科2年 保 香菜子

 大分のお祭りに参加し、どのようなことをしているのか見てみたいと思いました。また、裏方の方がどのようにお祭りを盛り上げているのかを知りたいと思い今回の活動を選びました。まず、府内戦紙と書かれた山車を文化会館前から中央道路まで運んでいきました。その後、ダンスの舞台制作を手伝った後、ダンスやお客さんに飲んでいただく飲み物を紙コップについで、配ったりしました。終了した後は、また文化会館まで山車を運び、そこで活動は終了しました。
 一緒に飲み物をついだり配ったりする際に、お祭りの実行委員であった女性の方と一緒に作業を進めましたが、飲み物は足りるかといった作業的な話から、大分のお祭りの話まで様々な話をすることができ、楽しいコミュニケーションを図ることができました。飲み物をついだり配る作業は、飲み物の量やダンスの方の分を考えたりするのでとても頭で考えながらする作業でした。一般の方が、結構飲み物をもらいに来たため、最初は足りるかどうか不安でした。ですが、メンバーの方と協力して、いつどれくらいつげば足りるか、ダンスの方にちょうど飲み物を配れるかといった工夫をすることで解決をすることができました。他の活動をしたサービスラーニングの、笑顔を絶やさず、積極的に自らコミュニケーションを図るということを活動に役立てました。そうすれば、自然と作業者の方ともお客さんともいい会話ができるからです。大分市民が一体となって盛り上がるお祭り、活動だったなと思います。
 私は、3日しか参加していないので大したことはわかりませんでしたが、こうして市の中心部で大規模なお祭りを行うのは市民が協力していなければ達成できないことだと思います。その面で、大分市民の協力性や団結力がわかり、団結すれば大きな物事は達成できるのだとわかりました。芸短大の方や実行委員の方とは、わりと年代かかわらず積極的にコミュニケーションを図れるようになりましたが、ほかの大学の方となると怖気づいてしまい、まったくコミュニケーションが図れませんでした。ですので、次からはほかの大学の方とも積極的に話ができるように頑張っていきたいです。
国際総合学科1年 前田 里奈