「府内藩の名産品再興×国東七島藺の持続可能な活用」 国際総合学科の学生が七島藺工房ななつむぎを訪問しました

2025.07.09

 

 6月21日(土)国際総合学科の学生たちが、大分県国東市にある「七島藺工房 ななつむぎ」を訪問しました。

 本訪問は、国東市を拠点に全国的に活躍される七島藺工芸作家・岩切千佳氏と堤先生が、令和7年度フィールドワーク支援事業を活用してスタートする「府内藩の名産品再興を通じた国東七島藺の持続可能な活用と伝統産業の活性化」プロジェクトに向けた事前ミーティングを目的としたものです。

 学生たちは事前に「サステナブルツーリズム論」の講義で、江戸時代に七島藺を豊後へ伝え、新田開発や栽培促進に尽力した先人たちについて事前に学習。その成果をもとに、工房では岩切氏から七島藺の栽培や加工、製品製作の工程について詳しい説明を受け、理解を深めていました。さらに、七島藺を使ったアクセサリー作りを実際に体験し、伝統素材に触れる貴重な機会にもなりました。

 今後、学生たちは国東市と大分市(旧府内藩)を舞台に、国東七島藺を活かした観光商品開発の可能性を探り、府内藩の歴史的な記憶の再興と国東の地域資源を融合させた地域活性化と地方創生を目指していきます‼

・当日の様子は国際総合学科Instagramにて公開中 ⇒
・国東市役所HP 七島藺工房 ななつむぎ ⇒