日本一の「猛暑」の街で体感!日田祇園祭の“熱さ”に迫る! 「文化と観光」オプション講座 in 日田市を開催しました

2025.08.21

 

 7月20日(日)・26 日(土)に、共通科目「文化と観光」の一環として、学生たちが大分県日田市で開催された伝統の夏祭り「日田祇園祭」に参加しました。

 大分県日田市は日本有数の猛暑地として知られ、連日、最高気温が報告されるなど、真夏の暑さは非常に厳しいものがあります。そうした中で開催される「日田祇園祭」は、地域の誇りと情熱が込められた、歴史ある一大行事で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

 学生たちは、日田市商工会議所と若宮町さんのご協力のもと法被を着用し、山鉾の曳き手、押し手として、実際に巡行行事の一部に参加させていただきました。

 また、「伝統的建造物群保存地区」に指定されている豆田町の街並みや、国史跡である「咸宜園跡」の散策を通して、日田の歴史と文化への理解を深める学生もいました。さらに、水郷・日田における水資源の活用について学ぶため、三隈川やサッポロビール九州日田工場等も訪問し、地域の文化や産業への見識を高める機会となりました。
 
 参加した学生は「とても暑い日でしたが、三隈川の水の音や町中の湧き水、そして祇園囃子の音に、思った以上の“涼しさ”を感じました。暑さの中だからこそ、そうした涼しさがいっそう印象に残ったのだと思います。日田の夏は、“暑さと涼しさのコントラスト”が本当に魅力的だと感じました。」と話されていました。

 若宮町の皆様、日田商工会議所の皆様には温かく迎えていただき、学生たちにとって貴重な体験となりました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。