情報コミュニケーション学科「情報リテラシーⅡ」にて特別講演を行いました

2025.12.01

 

  11月28日(金)の「情報リテラシーⅡ」(担当:情報コミュニケーション学科・野田准教授)において、昨年度に引き続き、合同会社ユー・エス・ジェイ法務部の福井秀明氏に「Entertainment Business」についてご講演いただきました。
 
 エンタメビジネスの最前線で活躍されている福井氏の視点から、授業で学んでいる著作権がビジネスにどのように関わっているかについて、テーマパークの事例に加え、ゲーム・アニメ・映画・VTuberなど、学生にとって身近なコンテンツを横断的に解説していただきました。
 学生たちは、普段何気なく接しているコンテンツを「消費者」ではなく「生産者(ビジネス)」の視点から捉え直すことで、クリエイティブと収益性の関係や、知的財産権の重要性を深く理解する機会となりました。
 
 参加した学生からは、以下の感想が寄せられました。
「消費者側ではなく、生産者側から考えると、また違った問題が見えてくるといった、とても視野が広がる、有意義な話でした。」
「売れなければならないというプレッシャーが、新規性のある独創的なアイデアを生み出す妨げになることもあるのだと学びました。
「大人気ゲームを作るために数億円、時には数百億円かかっているものもあると知り、自分が普段遊んでいるゲームへの見方が変わりました。」
「コンテンツが何をもって利益をあげているかのグラフ(ゲームそのものよりグッズの割合が多い点など)が特に興味深かったです。
「ガチャがゲームをする中で一番楽しい瞬間だと思っているのに、一部の国や地域ではギャンブルとして禁止されていることに衝撃を受けました。」
「専門用語も少なく、ご自身が本当にこのお仕事を好きなことが伝わってくる講義で、最後まで興味深く聞くことができました。」