国際総合学科の学生が「府内のまち・文化フェス」に参加しました

2025.12.05

 

 11月24日、NPO法人大友氏顕彰会様からお声がけをいただき、国際総合学科の学生たちが「府内のまち・文化フェス」に参加しました。

 学生たちはイベントの一画をお借りし、近世府内の経済を支え、昭和30年代頃まで大分市内で生産されていた「七島藺」の文化的記憶を後世に残そうと、生産者の方々を対象に聞き取り調査を行いました。現在、七島藺は地理的表示保護制度(GI)に「くにさき七島藺表」として登録され、国東地方でのみ生産が行われています。

 また、七島藺の魅力を広く大分市民に知っていただくため、学生たちは国東より七島藺工芸作家の岩切千佳氏をお招きし、ワークショップも開催しました。岩切氏が展開する、国東半島の歴史・文化と七島藺を組み合わせた滞在型観光の取り組みについても一緒に学びながら理解を深めていました。

 さらに、今回の「府内のまち・文化フェス」では、本学の学生がチラシのデザインも手がけ、2025年11月22日付の大分合同新聞で紹介されております。記事は附属図書館ラーニングコモンズでご覧いただけます。

 NPO法人大友氏顕彰会の皆様、岩切千佳さん、この度は貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

 地域文化を学び、体験する大変有意義な機会となりました。

  • ※当日の様子は国際総合学科インスタグラムでも公開中 ⇒
  • ※岩切千佳氏インスタグラムはこちら ⇒
  • ※「府内のまち・文化フェス」チラシ ⇒

 

⇒ 聞き取り調査は「フィールドワーク支援事業」による取組みです。