中国武漢市のミュージシャン「星月組合」との交流会が行われました

2014.10.17

 

 10月16日、「おおいた夢色音楽祭」に出演する中国武漢市のミュージシャン「星月組合」が来学し、本学 国際総合学科と音楽科の学生約130名と交流を深めました。「星月組合」は、武漢音楽学院の卒業生4人組(二胡、揚琴、コンガ、チェロ)による国家一級の演奏家です。

 大分市と武漢市は、今年で友好都市締結35周年を迎えました。そして本学も、2009年に武漢市にある江漢大学と交流協定を結んでおり、毎年同大学より中国語担当の教員を招聘するとともに、留学生を受け入れています。今回の交流会は、本学と武漢市が縁のあることから実現しました。

 交流会は、周鳴准教授(今年度、江漢大学より着任)がナビゲートを務め、中国からの留学生が通訳を担当しました。武漢市についての紹介をはじめ、メンバーや彼女たちが演奏する楽器の紹介があり、演奏タイムでは中国の代表曲「花好月園」と、中国でよく流れているという日本の名曲「北国の春」が披露されました。中国独特の美しい音色に、学生たちもじっくりと聞き入っていました。

 学生からメンバーに向けての質問タイムでは、「揚琴はどうやって音を出すの?」「練習時間はどのくらい?」など音楽に関するものから、「日本の印象は?」「大分に来て何を食べましたか?」といったものまで、さまざまな質問がでました。中には、頑張って中国語で質問する学生もいました。

 交流会後は、エレベーターホールに移動し、ミニコンサートが行われました。明るい日差しが差し込む中、中国で人気の曲「茉莉花」「紫竹調」「洪湖水」の3曲を演奏。交流会に参加できなかった他学科の学生も集まり、お昼休みのひととき、素敵な時間が流れていました。

 「おおいた夢色音楽祭」は、10月18日(土)と19日(日)、大分市中心部の商店街や若草公園、アクアパーク、大分駅周辺などで開催されます。オリジナル曲を演奏するミュージシャンによるライブコンテストやストリートライブ、“ふぐバーガー”が食べられるレストランなども登場します。「星月組合」は18日(土)13時40分~『ガレリア竹町ドームステージ』と、19日(日)13時55分~『府内フォーク村 十三夜』にて演奏を行います。ぜひ足をお運びください。