大分市美術館「有元利夫展 天空の音楽」開会式に学長らが出席しました

2014.10.25

 

 10月24日から大分市美術館にて始まった「有元利夫展 天空の音楽」の開会式に、本学 中山欽吾学長と美術科教員、美術科学生らが出席しました。

 有元氏の作品は、フレスコ画や日本の古美術などに影響を受けた独特の作風が特徴で、文学でいう芥川賞に匹敵する『安井賞展』で1978年に安井賞特別賞を、1981年に安井賞を受賞しています。有名な巨匠を生み出してきたこの美術賞で、二度も受賞を獲得するのは特筆すべきことであり、多くの期待を受けていましたが、1985年に38歳の若さで亡くなりました。

 開会式では、菅章 大分市美術館館長が有元氏の作品の魅力について語り、「初期から晩年まで絵画・彫刻・工芸品と100点以上を紹介しています。会期中はさまざまなイベントも企画していますので、ぜひ有元氏の世界を堪能してください」とPRしました。つづくテープカットでは、本学から中山欽吾学長と美術科2年の市村綾香さんが参加し、「有元利夫展 天空の音楽」の幕開けとなりました。

 大分市美術館「有元利夫展 天空の音楽」は、12月7日(日)まで開催中です。みなさまぜひ、足をお運びください。

 また、有元氏は、音楽好きで制作時もバロック音楽を聴いていたとのことで、音楽にまつわる作品も展示されています。このことから、本学音楽科の教員・学生たちの演奏も予定されていますので、展覧会に併せてお楽しみください。

 

※「有元利夫展 天空の音楽」の詳細は、こちら (783.1KB)をご覧ください。