テロを想定した国民保護共同実動訓練に本学が参加

2014.11.20

 

 11月12日、連続爆破テロが発生したとの想定で国民保護法に基づく国と地方の関係機関による県内初の合同訓練が行われ、芸短大も参加しました。訓練には国や県、それに警察や消防など36の機関から約600人が参加しました。武装グループが大分市内で連続爆破テロを仕掛けたという想定でした。

 まず、JR大分駅ではホームに停車中の列車内で不審物が爆発、駆けつけた救急隊が駅の外に運び出された80人以上のけが人に対し、治療の優先順位を決めるトリアージを行ったあと、病院などに緊急搬送しました。本学グランドではドクターヘリの発着場となり、駅前から救急車で搬送されたけが人をヘリに移し替え、病院へ搬送する訓練を行いました。

 その後、今度は爆破予告があったパークプレイス大分で警察官が不審物を発見、従業員と連携して客を避難させ、県警機動隊が爆発物を処理しました。本学の学生・教職員30人余りが商業施設での客役となり、避難する訓練を行いました。誘導に従って整然と安全な場所へ避難することができました。

 また、一時避難先となった大分銀行ドームでは遺体安置所が設置され、県警の犯罪被害者支援室などが遺族の心のケアに当たる訓練を行いました。この遺族役を本学職員が担当し、父親が死亡した子ども役との想定です。死亡時の経緯を医師等から告げられ、遺体が本人であることを確認する中で、取り乱す遺族を保健師等がケアしながら、検死や葬儀等の手続きを県警職員が補助していくという訓練でした。県内でのこうした訓練は初めてで、本学職員の迫真の演技もあって、有意義な訓練となりました。