「アースデイ」に学生48名が参加しました

2015.05.28

 

 アースデイは、世界中で自分なりのやり方で環境やそこに住む生き物について考え、自分なりの方法で意見を表明しようと春分と秋分の日近くに開催されています。5月17日(日)別府公園開催されました。大分県立芸術文化短期大学は第1回目から参加しお手伝いを行っています。今年は48名の学生が参加、8時から開催の準備を手伝い、10時からは各ブースのお手伝いを行いました。いろんなブースを見てそれぞれ環境について考える一日になりました。


<参加学生の感想>

◆協力して取り組む大切さを実感
 
 情報コミュニケーション学科1年 左藤 菜摘

  前に地域社会概論でアースデイについての話を聞いたときに、やりがいがあって楽しそうだと思ったから参加しました。テント張りや荷物運び、清掃、受付など主に雑務でした。段ボールを丁度よい大きさに切ってクイズの下敷き作りなどもしました。お店の場所がわからないようなお客さんがいたので、自分から話しかけて解決しました。

 人数が足りず、対応しきれない場面がありました。効率よく進めていくために他の作業をしている人たちを呼んで円滑に進められるように協力していけました。高校の時に毎日テント立てをしていたので、テントを組み立てるときに率先してすることができました。一人でできないことがあったら、協力してもらいみんなで取り組んでいく大切さが改めて理解できました。アースデイもたくさんのお店の協力があって成り立っているもので、協力なしにできるものではないと実感しました。もっと仕組みを学んで私も貢献したいと思いました。こういった活動をすることで別府は活性化していくのだと思いました。

 実際、楽しい企画もあり多くの人が訪れていました。来ているお客さん、お店を出している販売員さんまでも笑顔で、アースデイに来た人はとても楽しそうでした。人の笑顔で地域活性していくんだな、と思いました。最初は「大変そうだな」と不安でした。実際目が回るくらい大変な作業があり、きつい部分もありました。しかしお客さんの笑顔をみると「もっと頑張って成功への道をつくりたい」と主催者並みの意志になりました。自分にもこんなにやりたいと思う心があったのかと、アースデイを通じて感じることができました。
 

◆改めて環境に目を向ける機会に
 
 国際総合学科1年 工藤 ひとみ

  今回の活動を選んだ動機は、エコをテーマにした祭りということを講義の中で聞き、実際にどういったことをしているのか気になったからである。私にできることは限られてはいますが、そのなかでこのエコフェスタをつくりあげている人々の手助けができればいいなと感じた。

 活動の初めは、荷物運び、テントたてなど、中盤ではエコフェスタに来ている人がどこからきているのか街頭調査を行った。最後には、テントを畳み、荷物の片付けなどを行った。私は、他の学科の人、この活動を運営している方々、出店者の方々と、会話や活動をともにした。幅広い年齢層の方々がおられ、会話をするなかでも、活動を行うなかでも、訪れる方々が楽しんでもらえるようにという気持ちが伝わってきた。

 積極的に自分から活動しないとなにもせずに終わってしまうので、自分から活動するように心掛けた。この活動を通して改めて運営をしている方々の動きはすごいものだと思った。他の活動にも参加してみたい。地球温暖化や遺伝子組換えなど地球規模で起こっている問題があり、固有種のたねの交換会やゴミ箱の設置をしないなど、会場に足を運んでくださる方々がエコフェスタを楽しみつつも、環境にやさしい取り組みを行うことで、今地球で起こっている問題に改めて目を向ける機会になると感じた。