大分七夕まつり「七夕ブロードウェイ」に参加しました

2015.08.21

 

 大分七夕まつりの8月8日(土)、13時30分から荷揚町小学校体育館に集まり2万4千個の風船を準備しました。今年は子どもたちに楽しい思い出をということでバルーンアートの風船もつくり準備しました。大分青年会議所がつくるおおいた活性化ネットワークの会議を毎月行い、準備や企画を進めてきました。今年は88名の大分県立芸術文化短期大学生が参加しました。昨年は雨でしたが、今年は天気に恵まれ例年の倍近い風船を夏の夜空にリリースしました。

 おおいた活性化ネットワークでは学生の企画で11月3日(火)に子どもの就業体験をまちなかで行う「わくわくワークランド」を実施する予定です。また、夢色音楽祭にも参加します。



< 参加学生の感想 >
 

普段学んでいることが「使える」と痛感

情報コミュニケーション学科1年 山路健太

 まだ大分に来て大分のお祭りに参加したことがなく、どうせ参加するのなら運営側として参加し何か身に着くことがあるのではないかと思い参加しました。また、今回参加した「七夕ブロードウェイ」は大分県内の中でもかなり規模の大きいお祭りであり、このような大規模なお祭りに運営側として参加することは後にも先にもなかなか機会の無い貴重な機会だったので逃すわけにはいけないと感じました。

 主にバルーンアートの作成を行いました。休憩後は風船の運び出しと配布を行いましたが、言葉にすると単純な作業に聞こえますが、待機の時間など思っていたより長くトイレにも行けなかったので大変でした。作業する工程でいつもは喋ったことのない同じ学校の人との交流が図れました。また、大分大学から参加している人も交流することができ、普段他校の学生と交流する機会がないのでとても刺激的でした。そのほかにも青年会議所の方ともお話する機会もあり今回さまざまなことを知ることができました。

 会場に着いた途端、説明もなにもなく、自分で仕事を見つけなければいけなく少し困惑しました。流れでバルーンアートを作成することになってしまいましたが、周囲の方々からの助けもあり自分の仕事を見つけだすことができました。さらに、バルーンアートの作成において指先の油分が持って行かれてしまい、回が増えるにつれてバルーンアートを作るのが困難になっていきました。役立てたというよりは普段から学んでいることがここで使えるのだと痛感することが多くありました。また、集団に流されて行動するのと個人で行動するのでは見えてくる視点が変化するとともに自分について改めて見直すことができました。

 イベントの企画を行い、ここまで大きくなった過程を知りたいと思いました。また、去年は雨のため残念な結果に終わったと聞いて、その時はどのような方向に進んだのか、適切な判断の見本としたいと思います。

 今回のこの風船を飛ばすというこのイベントは七夕ブロードウェイの象徴でありフィナーレを飾る役割にあるものだと感じました。七夕ブロードウェイと言えば風船!このように初めて祭りに参加した人でも印象に残りやすくしているのだと思います。今回の活動を通して、このことは私の故郷でも生かすことのできることではないのかと思いました。地域の復興を、祭りを通してどう行うのか、そのことに関して何か経験という形で身につけることができたと思います。


苦労の分だけ達成感と喜びをみんなで共有

情報コミュニケーション学科1年 工藤春姫

 前期最後であり、七夕ブロードウェイの活動内容を聞いて、参加してみたいなぁと思い、この活動に参加しました。バルーンアートの作成・バルーンアートの配布・七夕ブロードウェイの片づけのお手伝いなどを行いました。同じ大学の友人にも会い、同じ大学だけど、話した事がない人にも出会いました。そして、今回のイベントを実行する、青年会議所の方々に出会いました。私はバルーンアートを制作していて、青年会議所の方に作り方を教えてもらいました。説明も分かりやすくて、丁寧に教えて下さいました。おかげで、作り方を覚えました。

 バルーンアートを皆さんに配布する時に、混み合って、配布するのが困難でした。でも、青年会議所の人が手伝ってくれたので、何とか無事に配布を完了することが出来ました。今回は子供も参加していたので、少し緊張しました。今回で学んだ事は、バルーンアートの作り方も学びました。でも、今回最も学んだ事は、イベントを実際に行い、成功させる事がどんなに大変なのかということを学びました。一人では出来ないことでも、沢山の人が集まり、みんなで協力しあえば、何とかできる。苦労もするが、その分だけ、成功したら、達成感も感じられ、喜びもみんなと共有し合える。実際、今回のイベントでそう感じ、もっと感じたいなぁと思いました。

 今回のイベントは、三日間あるイベントの二日目で、人が沢山来ていました。夏休みに入っているのもあるけれど、沢山の人が集まり、大規模なイベントでした。イベントが大きければ大きいほど、人は増え、準備も大変になります。楽しむ事ができれば、暑さも関係ないのじゃないかと思いました。普通では参加できないイベントに参加できて、うれしいなぁと最初思いました。そして、イベントをするのにあたって、大変さも学び、達成感も、喜びも感じることができました。こんな事は初めてで、また一つ自分が知らない世界を知りました。もっと知りたいなぁと思えるようになりました。