「ソーシャルアクアフェス関の江・冷川(ひや川)」に参加しました!

2014.06.06

 

  「ソーシャルアクアフェス関の江・冷川(ひや川)」に参加してきました。

  「ソーシャルアクアフェス」は、トヨタと全国の地方新聞社、NPOなどが連携して実施する自然環境保護のイベントです。今回は、別府の関の江海岸と冷川をきれいにして蛍を増やそうという企画でした。

 

  関の江海岸を清掃したあと、清掃しながら冷川に向かい、蛍に関する講演を聞いてから、蛍の鑑賞会を行いました。今年は去年より多くの蛍が見られました。写真の植物は「はまぼうふう」と「はまえんどう」です。ちょっと暗いですが、蛍の写真も分かりますでしょうか。

 

  ―さて、ここでクイズです。蛍の成虫は何を食べるでしょうか?―
実は、何も食べません。露をすするだけなのです。蛍が少なくなったのはなぜか。それは「川が汚れたから・川岸をコンクリで覆ってしまったから・街灯などで夜が明るくなったから」なのです。蛍の住める環境を取り戻すため、一人ひとりができることから始めましょう!

 

 

    

 

◆以下は参加した学生の感想です。
 ホタルを今まで18年間生きてきて一度も見たことがなかったので、参加して初めての体験をして、様々なことを知りたいと思ったからです。初めてホタルを見るということでとてもわくわくしました。海岸で枯葉や草を集め、川岸でごみ拾い、枯葉を集めました。ホタルについての勉強会があり、先生の説明を聞きました。ホタルのえさ(カワニナ)を放流しました。ホタルの鑑賞を川岸でしました。
 お婆さんの歩く手助けをしました。新聞記者の方に撮影され、ポーズや表情を頼まれました。お爺さんに話しかけられ、世間話をしました。清掃の際、松の枯葉もあり、刺さって痛かったのですが、集めるコツをつかんで海岸を綺麗にしました。言葉遣いに気をつけました。体験している中で思ったことを友人と話合いました
 今まで体験したことがないことにもっと挑戦したいと思いました。自然の良さを学び、自然にもっと触れたいと思いました。人間の自分勝手で減ってしまった生物を取り戻すことは大事なことだと思いました。ホタルは初めて見たので今までに感じたことのない気持ちを味わうことができました。とてもいい体験をすることができました。
国際総合学科1年 渡邉晴奈
 
 地域社会特講のときに紹介をきいて、また環境サークルの活動であったから参加しました。参加者は、思っていたよりも一般の方々が多く、APUの留学生など海外から来ていた人がいたこと。国際社会が身近に発展しているなと感じた。話をする機会は、少なかったが、一般、海外の方々と活動できて良い経験になった。協力して作業を行うことができた。
 身の回りの環境を保全するには、自分へ何ができるのだろうか?と考えることができた。ホタル鑑賞会前の講義では学んだホタルにとって良い環境を創り出すことは、人間にとっても住みやすい環境になるという言葉を聞いて、自分が環境のために行動することは、人間にもホタルにとっても一石二鳥であるということが分かった。人間が行動を起こすべきであると感じた。また、夕食は、地域の方々からちゃんこ鍋とおにぎりの差し入れをしていただき、地域の人々のあたたかさを感じ、美味しくいただいた。
 ソーシャルアクアフェスでホタルの保護活動の取り組みが身近にあることをはじめて知り、もっと地域である環境保護活動に目を向け、参加してみようと思った。ホタル鑑賞もでき、改めて自然の美しさと、どれだけ住みやすい地域や環境であるかが分かった。
住みやすい地域や環境づくりに身近なことからはじめてみようと思い、また何ができるのだろうかを考えることができた。動物や自然を大切にしていこうと思ったのと、今月中にあるウミガメの保護活動などにも参加してみたいと思えた。
情報コミュニケーション学科1年 神野千聖
 
 大分だけではなく九州の他の県でも行われているくらい大規模なフェスということを講義で知り、とても興味を持ちました。また、活動内容もホタル観賞などとても興味深いものでだったので、この活動に参加したいと思いました。
 最初に、下流域や河口、河口につながるビーチのごみ拾いを行いました。落ち葉がたくさんあり、とても暑かったのでけっこう大変でした。次にホタルについての講義を受けました。ホタルについて知らないことばかりだったので、とても勉強になりました。夕食はかめかめクラブの女子会の方が作ってくれたちゃんこを頂き、とてもおいしかったです。そして最後にホタルの観賞をしました。なかなか暗くならくてホタルが見れるのを今か今かと待っていました。すると、だんだんと光が点滅ぢているのが見えてきて、次第にたくさんのホタルが集まってきました。とてもきれいで神秘的でした。
 参加している人数が多く驚きました。今回はいつもと違い外国の方がたくさんいて、そのことにも驚きました。緊張して話しかけることができなかったので少し後悔しています。今回は友達と一緒には参加しなかったので少し不安でしたが、芸短の学生でまだ話したことのなかった人と今回たくさんお話しすることができました。
 ホタルという小さないのちを守っていくのは簡単なことではないんだなぁと思いました。なので今回の活動でホタルの生息環境を良くすることを頑張りました。まだまだホタルについて知らないことがたくさんあります。今回の活動を機にホタルのことを少しでも多く知れるようになろうと思いました。
 森林セラピーや上野の森の会で行った清掃活動を生かし今回は河口や下流域、河口につながるビーチの清掃を頑張りました。
 きれいな別府湾も人間の活動によって生き物や自然などが減少していることが分かりました。仕方がないことかもしれないけど悲しいことです。どうしたら、このような生き物の減少や自然破壊を少なくすることができるか、なくすことができるかということをさらに学びたいと思いました。
 減少していく生き物たちに戻ってきてほしいと願い活動をしているのはとても素晴らしいと思いました。また、”あしたのいいね!”をつくっていく活動展開を初めて3年目ということで、さらにはその活動を全国47都道府県で行ってきているということが分かり、大規模な活動で驚きました。”みんなとだからできること””あしたのいいね!”をつくっていく。などこんな素敵なスローガンをたてていてることに感激しました。
 今回は一人で参加を決め、少し不安でしたが、自ら人に話しかけることができたし、清掃活動もみんなで協力して行うことができ、最後にはみんなでホタルの観賞もして、とてもいい活動になりました。たくさんの人にも出会えたし、たくさんのホタルにも出会うことができとても良かったです。 私でも、生き物や自然を守ることができるんだと思えたし、これからも生き物や自然を守るような活動にどんどん参加したいと思うことができました。
情報コミュニケーション学科1年 都甲純奈