大分市美術展で本学学生に「大分市美術館賞」

2016.03.09

 大分市美術館で開催中の第50回記念大分市美術展で、本学専攻科造形専攻2年の伊藤寿章さんが版画作品「Eureka」で「大分市美術館賞」を受賞しました。

 伊藤さんは作品コンセプトについて「光というものをテーマに、光を抽出するイメージで作品づくりをしています。光は対象物にあたることで、知覚・認識できます。この作品は、真っ暗な中で目に見える形を探しだそうとし、目に見えない、闇の中の不安感のようなものを表現しています」と語ります。光を通す素材であるフィルムやアクリルを使い、デジタルイメージをシルクスクリーン技法で視覚化・平面化した版画表現の作品です。

 受賞について「作品を通して自分の考えが認めてもらえたようで、とても嬉しいです。この展覧会は会期が長いので、より多くの人に作品をみてもらえるかなと思います」と笑顔で話しました。

 専攻科を今春修了する伊藤さんは、本学で学んだ4年間を「人体を作品に取り入れる・光をテーマにする、そんな意識を貫いてきました。最初は立体作品でしたが、1年半ほど前から版画で表現しています。所属したゼミはとても自由に活動ができました。先生が作品を講評し、次への助言をくださるほかに、展覧会やアートプロジェクトなどの学外活動もさかんで、充実した学びと創作の環境でした」と振り返りました。

 大分市美術展は3月27日(日)まで。13日(土)には表彰式も行われます。ぜひ、足をお運びください。
 

 


◆第50回記念大分市美術展◆
会 期:3月 4日(金)~27日(日)
休館日:3月14日(月)、22日(火)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※最終日は10:00~12:00
会 場:大分市美術館 企画展示室ほか