新任の教員を紹介(2)

2016.04.21

  今年度、本学に2名の教員が着任しました。音楽科の林 満理子講師(声楽担当)と、
  国際総合学科の山口祥平講師(文化経済学担当)です。熱意あふれる教員を一人ずつ紹介します。
 
  最終回は、国際総合学科の山口祥平講師です。


芸術は社会を映す鏡/アートの魅力をより深く実感してもらいたい

―――国際総合学科 山口祥平(やまぐちしょうへい)講師
 

 地域文化創造論、文化ビジネス実習、文化経済学総論を担当します。出身は福岡市です。大学院入学を機に九州を離れ、15年ほど千葉や東京の大学で助手として勤務していました。

 大分では、近年、OPAM、ホルトホールなど国内でも注目される文化施設の整備が進んでいます。そのほか、2018年には国内最大の文化の祭典といわれる国民文化祭の開催、2019年にはラグビー・ワールドカップ、そして2020年に東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムなど、大分における文化芸術の機運が高まっています。
 
 私の研究では、地域社会に関わる現代芸術の動向を対象としています。「芸術は社会を映す鏡」とも言われるように、芸術家たちは、独創的な手法によって、同時代の新しい価値を提示してきました。

 本学では、学生のみなさんに、授業で芸術文化の理論や知識を学ぶだけではなく、県内外の文化芸術関係の方々と交流し、アートの魅力をより深く実感してもらえたらと思います。