県議会の議員出前講座が行われました

2016.08.05

 大分県議会の吉岡美智子議員と森誠一議員による「議員出前講座」が7月22日(金)、本学大講義室で行われました。

 講座では、森議員より『国政と地方自治について』、『県議会の役割と仕組み』、『議員の仕事や活動について』など、スライドを示しながら説明があり、「やりっぱなし、言いっ放しではない活動を目指して頑張っています。」と話されました。

 次に吉岡議員が県議会のあり方や女性の社会進出について、NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインの話を交えながら「どんどん頑張って社会に進出していただき、女性が輝く社会を築いていきましょう。」と話されました。また、「皆さんが大分県をもっと好きになるように私たちは頑張っています。何か困ったことや要望等があれば、県議会に『請願と陳情』をすることができます。」と、請願と陳情の仕組みや仕方についても説明がありました。

 質疑応答では、学生から「頭がよくないと県議会議員になれませんか?」との質問があがりました。両議員からは「議員になるのは、頭がいいとか学歴は関係ありません。地方や大分県をよくしたい、役に立ちたいという思いを大切にし、一生懸命取り組むことが大切です。」とアドバイスをいただきました。

 最後に、学生代表で美術科デザインコース1年 堀 直輝さんが「選挙や県議会に関心を持ち、大分県民としてしっかり勉強して、住みよい県づくりを目指すことが大切だと思いました。」と謝辞を述べました。

 公職選挙法の改正により選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、初めての国政選挙となった参議院選挙を7月10日に終え、改めて、議会や選挙、政治活動、社会問題などについて直接議員から聞くことのできる、絶好の機会となりました。