「パーカッショングループミレニアム 19thコンサート」を開催しました

2017.12.11

 

 12月2日(土)、「パーカッショングループミレニアム19thコンサート」をiichiko総合文化センター 音の泉ホールにて開催しました。

 

 「パーカッショングループミレニアム」は本学音楽科の打楽器専攻学生により結成されるグループです。1999年に設立され、今年度着任した木野聖子非常勤講師を新しく迎え、今回で19回目のコンサートとなりました。

 

 

 

 

 コンサート第一部は「祈りの光 一つの思いⅠ/山澤洋之」で開演。続いて「Summer/久石譲(野中美千代編)」ではこの曲の初演者である木野講師を交え、マリンバの深みのあるあたたかな音色を響かせました。続いて「Trio per Uno/N.J.ジヴコヴィッチ」、「花回廊/風龍/山澤洋之」を披露し、打楽器独特のエモーショナルな熱気に会場は包まれました。

 

 楽曲の合間には木野講師による解説があり、弓やスーパーボールを使った特殊奏法や、舞台セッティングだけの練習があることなど打楽器ならではのエピソードを紹介し、会場を驚かせました。

 

 第二部は日用品を使っての演奏「ストンプ」で始まりました。演奏に使ったのはなんとゴミ箱!ユニークな演出で会場を沸かせました。
 「Little Sea Gongs/G.ファー」、「Catching Shadows/I.トレヴィノ」、「RED EARTH 赤の大地/C.ハーディ」、「Gainsboroughより 1楽章、3楽章/T.ゴーガー」と続き、打楽器の持つ力強さや迫力、スピードやリズムを十分に楽しめるあっという間の2時間でした。

 

 時折目を合わせながら生み出されるグルーヴ感はミレニアムのみなさんのこれまでのたゆまぬ努力を思わせ、観客の皆さまからは惜しまぬ拍手が贈られました。パーカッショングループミレニアムの20thコンサートは、2018年12月7日(金)を予定しています。これからも温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。