「管弦打コース演奏会~師走に心温まるひとときを~」を開催しました

2017.12.21

 

 12月13日(水)、「管弦打コース演奏会~師走に心温まるひとときを~」をiichiko総合文化センター音の泉ホールで開催しました。この管弦打コース演奏会は、本学音楽科管弦打コース在学生によるアンサンブルと音楽科ウインドオーケストラの演奏を披露するコンサートです。今年度は芸術緑丘高校の音楽科の生徒さんたちも一緒に出演してくれました。

 

 プログラムは金管八重奏の「晴れた日は恋人と市場へ!/建部知弘作曲」でスタート。華やかな金管楽器の演奏により外の寒空とはうらはら、一気に陽気な景色が目に浮かびました。

 

 続いてプログラム2番サキソフォン四重奏「サキソフォン四重奏曲より第4楽章/サンジュレー作曲」、「陽炎の舞踏/八木澤教司作曲」。軽やかかつ四重奏とは思えない音の深みを楽しませてくれました。

 

 プログラム3番は弦楽アンサンブル。「弦楽のための組曲より第1楽章/ラター作曲」、「そりすべり~フィドルファドル/アンダーソン作曲」を弦楽器特有のしなやかな音色で披露しました。パーカッションも加わり、歌声やコミカルな動きで一気にクリスマス気分が高まりました。

 

 管弦打アンサンブルの最後はクラリネットアンサンブル「クラウナリー・フォー・クラリネッツ/スタルパース作曲」。ピエロの一生を描き、滑稽さ、もの悲しさを表現した曲です。クラリネットが奏でる音の数々が、様々なストーリーや情景を思わせました。

 

 プログラム5番は吹奏楽による「吹奏楽のための第2組曲ヘ長調/G.ホルスト」、「シアター・ミュージック/P.スパーク」、「イェルサレム賛歌/A.リード」を森口真司教授の指揮により披露しました。芸術緑丘高校音楽科の皆さんも一緒にこの日のために練習を重ね、音楽の壮大さにのまれることなく、素晴らしい演奏を披露してくれました。
 

 

 

 アンコールでは「メリーゴーランド/P.スパーク作曲」、「クリスマスフェスティヴァル/L.アンダーソン作曲」を披露。この時期よく耳にするクリスマスソングの数々を吹奏楽で楽しませてくれました。

 ご来場いただいたみなさんが、管弦打のやさしい音色の演奏に、心温まるひとときをお過ごしいただいたことと思います。

 次回は2月に声楽コースの演奏会を予定しております。こちらも、皆様のご来場を、心よりお待ちしております。