「地域活動フォーラム」を開催しました(第2日)

2016.02.02

 サービスラーニングで行った地域活動を学生が報告する「地域活動フォーラム」の第2日が1月26日(火)、本学人文棟大講義室で行われました。活動を企画運営する・活動の意味を調べ学ぶ・更なる活動を考える・その活動を発信しみんなに知ってもらう、この一連のプロセスを学生ならではの視点でまとめました。

 26日は8活動について、中心になって活動した学生たちが発表しました。また、講評も行われました。2回にわたり、報告をお聴きくださったみなさま、ありがとうございました。
 

 <26日の活動報告>
1.府内学生エコフェスタ
2.赤い羽根ボールペン応援プロジェクト
3.活性化ネットワーク
4.七夕キャンドルナイト
5.おおいた子ども劇場 子どもキャンプ
6.サイバー防犯ボランティア めじろんおおいた見守り隊
7.あなたへの「メリークリスマス」
8.羅漢寺地域再生プロジェクト
9.講評


※第1日(1月19日開催)の活動報告はコチラをご覧ください。
 



■地域活動フォーラム 第2日

1.府内学生エコフェスタ
発表者:菅叶実、高橋里佳


 今年度で6回目となるエコをテーマにしたイベント。府内五番街全体を会場としています。企画・運営すべて芸文短大生が行います。企画会議は週一の学内会議のほか、府内五番街インフォメーションオフィスでも相談・会議も実施。PR活動ではTwitterやUstream配信のほか、大分駅前でビラを600枚配ったり、市内の学校にポスター掲示のお願いに行ったりと動き回りました。また、大分中央警察署で道路使用許可を申請、大分市役所土木課では道路占用許可の申請を行ったことやキャンドルの準備で九州乳業株式会社さんの協力を得たことなどを報告しました。
 「このイベントを通して、以前は通り過ぎていた府内五番街の魅力を再発見できました。そしてイベントを行うこと、人をまとめることの大変さを実感しました。色々な人と交流でき、視野が広がったと感じます。」

 




 

2.赤い羽根ボールペン応援プロジェクト
発表者:小森麻以、星野里緒菜


 今年で3回目となるプロジェクト。200円の募金につきボールペンを1本差し上げる活動です。ボールペンは美術科の学生がデザインしました。今回は500本を目標とし活動した結果、666本、139,739円の募金を賜わることができました。(本活動分のみ)
 「広報活動ではOCT『もぎたて情報局』に出演し短い時間内でしっかり活動紹介をすることができました。放送後に『見たよ』と言ってもらえ、メディアPRの大切さを実感しました。文具フェスタ、芸短祭、九州心理学会、音楽科の演奏会、協力企業から紹介されたイベント会場などで募金活動を行いました。回を重ねるごとに自分たちの口で明確に活動を説明できるようになりました。Facebookの記事を見て募金協力してくださる方もいて、地道な活動が多くの協力者につながると思いました。この活動を通して、自分たちで考え行動しなければいけないということ、責任、協力先企業の方々に対するPRの方法、FacebookなどSNSを使った地道な活動の重要性を学びました。」
 

 




 

3.活性化ネットワーク
発表者:岡森可南子、竹中梓


 「おおいた活性化ネットワーク」は大分市内の大学生・高専生が大分青年会議所の各種事業に参加し、まちの活性化を行う会です。「七夕ブロードウェイ」と「わくわくワークランド」の活動について報告しました。
 「おおいたのまちづくりに取り組んでくれる仲間を集め、皆で協力して大きな行事をやり遂げることでまちの活性化をはかること、また、子どもたちに少しでも仕事に対する興味や関心、楽しさを伝えることを活動の目的としています。『大分七夕まつり』のひとつ『七夕ブロードウェイ』ではバルーンアートを作成しました。また、協力者も多く、バルーンを2万4000個以上作ることができました。まちの活性化に関わり、大きな意義を感じました。『わくわくワークランド』では、どうすれば子どもが仕事をする楽しみを感じるかを話し合いました。同時に自分たちの仕事に対する意識についても考えさせられました。」
 最後に、来年度につなげていくために「協力者がもっと集まればと思いました。当日参加もいいのですが、何かをやり遂げるには工程や流れを知ることが大切です。活性化ネットワークの一人として会議から参加してほしいです」と語りました。
 

 




 

4.七夕キャンドルナイト
発表者:岡森可南子、竹中梓


 ガレリア竹町の集客と活性化を目指し「七夕キャンドルナイト」を行いました。キャンドル作りや打合せ、当日の運営などを行いました。キャンドル作りでは九州乳業株式会社さんから牛乳パックを400個いただき活用。廃油を使い作成しましたが1週間かかり、大変でした。当日は火の管理・消火、目の届かない部分への配慮も尽力しました。
 「これまで関わりのなかった方々と出会い、交渉したり話し合いを進めたりする力を身につけていきました。コミュニケーション能力、話の取りまとめ、みんなを引っ張っていくリーダーシップがとても大事だと学びました。そして、地域の方と連携して、地域活性化に力を注ぐことが大切なのだと思いました。地域の方々に良かったなどと声をかけていただき、やりがいを感じました。地球環境のためにリサイクルしていく事業に少しでも携われたことも充実感を感じました。」
 

 




 

5.おおいた子ども劇場 子どもキャンプ
発表者:川野美咲、甲斐千佳子、佐藤優香、新名麻未 


 「おおいた子ども劇場」は子どもたちの創造性・社会性を育むことを目的として、親が会費を出し合って運営している非営利の文化サークルです。人形劇や音楽などの生の舞台を親子で鑑賞するほか、遊びやキャンプなどの自主的な活動を行っています。今年度行った3泊4日の「子どもキャンプ」を報告しました。
 「キャンプは子どもと青年だけで4日間過ごします。ご飯作り、肝試し、全体遊び、キャンプファイアーなど様々な企画がありました。会議や講座を経て当日を迎えました。この活動では幅広い年代の人と関わりました。自分の意思を持つこと、事前準備の大切さ、臨機応変な対応、集団の役割分担、体調管理、どれだけ子どもたちに心を開けるか、保護者との交流、気配りなど多くを学びました。4日間で学生自身も自主性を養うことができました。」
 

 




 

6.サイバー防犯ボランティア めじろんおおいた見守り隊
発表者:情報コミュニケーション学科1年生4名


 ネットトラブルを減らす啓発活動を行うため、平成25年に結成されました。芸文短大と県警とハイパーネットワーク社会研究所が連携した県内初の活動です。結成から3年間の活動について紹介しました。
 「見守り班・誘い込み班・動画班の3班に分かれ活動しています。ネットパトロールによるサイバー犯罪への対策、啓発(偽物販売や出会い系、違法薬物などについて学生ならではの視点で違反行為がないかサイト内を巡回し、明らかな違反は速やかに専門機関へ通報)やサイバー防犯ボランティアへの勧誘、ポスター・ビラ作成、SNSによる啓発活動などを行いました。」
 最後に、サイバー防犯を幅広い人々に知ってもらい、多くの人に一緒に活動していただき、ネットの安心安全をみんなで守るため、ボランティア参加を呼びかけました。
 

 




 

7.あなたへの「メリークリスマス」
発表者:幸穂乃花、渡邉りさ、柴尾友衣、伊東奈津美、阿部りな、竹中梓


 住民参加による街の活性化の新たな方法として、市民によるモザイクアートの展示、観覧場所への誘導の仕組み「誘導ガーランド」の設置を行いました。
 「モザイクアートは13万2000枚の色紙(1センチ四方)を使い、ルノアールの『ピアノを弾く少女たち』をモデルに市民の方々に作っていただきました。三井住友銀行大分支店を緑のリボンでラッピングし、市民、主催者の思いを“届ける”意味で切手の形をしたモザイクアートを貼りました。誘導のガーランド作成では散策する際の目印として子どもたちにエコへの“思い”を描いてもらいました。また、まちなか案内所などに“願いごと”を書く短冊を設置しました。活動を通して、閑散とした街ににぎわいをもたらして、商店街に人を呼び戻すことの大切さと大変さを学びました。」

 

 




 

8.羅漢寺 地域再生プロジェクト
発表者:日隈祐希、秦愛祐美、石田真彩、小野桃、髙野瑞樹


 中津市耶馬溪地区にある羅漢寺は、歴史が古く、1338年に開山されたと言われ、2014年8月には国の重要文化財に指定されました。
 「この活動の目的は住民自治による羅漢寺およびその周辺の環境整備の仕組みを再興させ、持続可能なカタチに育てるためのお手伝いをすることです。活動内容はあじさいの育成、旧参道の整備、あじさいの植樹です。荒廃した本来の参道を整備してあじさいの道を作ります。現地で作業をしてみて、少子高齢化が深刻で地域の方々だけで整備をするのは厳しいと実感しました。私たちは人手のいる作業を中心に活動をしています。作業では下準備の大切さを学びました。もっと多くの人に活動を知ってもらい、参加者が増えてほしいと思っています。あじさいは4月に植えるので、ぜひ参加してください。」
 

 




 

9.講評

 大分青年会議所理事長の中島さんは「大分青年会議所は『おおいた活性化ネットワーク』を行っています。分かりやすく説明していただきました。この活動は大分のためになります。また青年会議所は経営者の集まりなので、この縁が将来きっと役に立つでしょう」と話し、NPO法人「共に生きる」の江藤代表は「学んだことをつないでいって、大分、地域で活かしてほしいです」と学生たちに語りかけました。ほかにも「こんなに芸文短大が活動しているとは知らなかった」「来年度はもっとタッグを組んで色々な活動をしたい」「大学で学び、発表したことを続けていくことが大切です。自分の中で育ててください」など、さまざまな方から感想・意見をいただきました。