キャンパス整備基本構想・あり方報告書

大分県立芸術文化短期大学キャンパス整備基本構想が策定されました

2015.05



 50年余りの歴史を有し、公立短期大学として全国唯一の芸術系学科を有する本学が、現在の大分市上野丘の地に移転して40年が経過しました。

 この間、平成4年には人文系学科が設置されるなど、本学では、時代のニーズに的確に対応した教育を推進し、芸術系と人文系との両輪で、地域に根ざした芸術文化人材の育成及び地域貢献活動に取り組んできました。

 一方、将来にわたって魅力ある教育を推進していくには、芸術系を中心とした施設のあり方について検討する必要が生じていました。

 このような状況を踏まえ、大分県では、外部有識者を交えた「大分県立芸術文化短期大学あり方検討委員会」を設置し、幅広く議論を重ねていただき、本学の魅力をさらに高めるための方向性を、平成26年3月、報告書としてまとめていただきました。

 これを受けて、平成27年5月には、この報告書に示された新たなニーズにも応え得る施設整備の方向性に基づき、魅力的で機能的な施設、芸術文化の進展や地域社会の発展に寄与できる人材が育成されるキャンパスを整備するための基本構想が、大分県において策定されました。

 今後、本学では大分県と連携を図りながら、この構想の実現に向け、キャンパスの整備に取り組むこととしています。