「日本の伝統文化」で茶道を体験しました

2017.08.02

 

 7月25日(火)、国際総合学科 長福香菜専任講師の授業「日本の伝統文化」の中で、茶道の体験をしました。

 

 本学の茶道サークルで指導を担当されている久々宮宗泰先生を講師としてお招きし、学生72名に茶道の手ほどきをしていただきました。

 

 

 

 
 茶道サークル部長の興梠留実さん(専攻科造形専攻)が、近年流行しているという立礼式(テーブルと椅子でお茶を楽しむスタイル)のお手前を皆さんの前で実演しながら、久々宮先生に解説していただきました。


 久々宮先生は解説の中で「茶道には春夏秋冬があり、夏は涼しく冬は暖かに、と季節によってお手前が異なります。ぜひ季節感も大切にしてほしい。」と、より茶道を楽しめるコツをお教えてくださいました。


 

 レクチャーのあとは、久々宮先生と興梠さん、国際総合学科実習助手・髙畑理夏さんが点てたお抹茶とお菓子をいただきました。お菓子を食べ終わってからお抹茶をいただくという作法のもと、皆さん美味しいお菓子とお抹茶を楽しんでいました。

 

 今回の茶道体験で初めてお抹茶を飲んだという学生が多く、「抹茶がこんなに美味しいものだとは思わなかった」といった声や、「茶道の所作や先生の立ち居振る舞いがきれいだった」という感想なども聞かれました。

 

 久々宮先生は最後に「茶道に限らず、華道や書道など『道』のつくものを経験してみてください。細く長く、歳をとっても楽しめます。さらに道具にこだわるともっと楽しくなります。」と学生たちに呼びかけました。