ハワイ文化講座を開催しました【芸短フェスタ】【芸短オープンカレッジ】
2017.09.25
9月19日(火)、本学視聴覚室にて、「ハワイ文化講座Part 2」を開催しました。
国際総合学科城田愛准教授が、20年以上にわたるハワイ調査から得た知識やグッズをもちいながら、ハワイについて詳しく、多角的に考察しました。第2回目となる今回は、「ハワイと日本とのかかわり」についてとりあげました。
こちらの取っ手が付いた銀色の金物は、城田准教授が今月おこなったハワイ調査で調達してきたというアルマイト製のお弁当箱です。
戦前のハワイのサトウキビ農場では、日系移民たちがこのお弁当箱に昼食を詰めて持ち寄り、シェアしながら食べていたそうです。その習慣が、現在のハワイの「ミックスプレート文化」に発展したといいます。
また、戦後の日本ではハワイへの憧れが最高潮。盛り上がるハワイブームの中で、続々とハワイを舞台にした映画や音楽が登場しました。
城田准教授は当時の映画や音楽を解説しながら、ハワイやハワイの先住民の描かれ方を文化人類学の視点から考察し、ものごとを多角的にとらえる重要性を説きました。
過去から現在に至る実物でのハワイグッズの紹介や、豊富な知見や資料で楽しく、わかりやすくハワイの文化について彫り下げることができる講座となりました。
「芸短フェスタ」「芸短オープンカレッジ」では、本学ならではの魅力的で個性的な講座や講演会を、多数、開催予定です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
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