ヨーロッパ講座「映画で見るフランス」を開催しました

2017.11.29

 

 11月16日(木)、芸短オープンカレッジの人気講座のひとつ「ヨーロッパ講座-映画で見るフランス」を開催しました。

 今回は国際総合学科永田道弘准教授がフランスについてレクチャー。フランス映画といえば往年の恋愛映画のイメージがありますが、最近注目が集まるのは移民が多く住む大都市郊外を取り上げた「郊外映画」なのだそう。
 
 永田准教授は記憶に新しいフランス大統領選や出版社襲撃事件を例に挙げ、フランスを取り巻く移民問題について解説しました。

 また、移民の日常を描いた映画『憎しみ』、『パリ20区、僕たちのクラス』を取り上げ、私たちがイメージしがちなステレオタイプとは異なるフランスの実相を講じました。

 

 講座のあとは当日解禁したボジョレー・ヌーヴォーを片手に、軽食とともに講座内で紹介された映画を鑑賞。参加者の皆さんには、ひとときのヨーロッパ気分を楽しんでいただけたようでした。

 

 今回で5年目を迎える「ヨーロッパ講座」は次回「クリスマスと音楽」(12月14日開催)で最終回を迎えます。

 「ヨーロッパ講座」を受講する最後のチャンスです。ぜひ、ご参加ください。

 詳細はこちらから(お申し込みは開催日の3日前まで)