「日本の伝統文化」で茶道を体験しました

2018.07.27

 

 7月24日(火)、国際総合学科 長福香菜専任講師の「日本の伝統文化」に本学茶道サークルの指導を務める久々宮宗泰裏千家師範を招き茶道の学習を行いました。

 

 茶道サークル所属の熊本綾音さん(国際総合学科2年)と国際総合学科実習助手の髙畑理夏さんによる立礼式(テーブルと椅子でお茶を楽しむスタイル)のお点前の実演に合わせ、茶道の作法や歴史、道具について解説していただきました。


 

 

 久々宮先生からは千利休の遺した「和敬清寂」(お互いに心を開き敬い合い、清らかな心と何事にも動じない心を持つ)という言葉を通じて、茶道の精神、心構えをご教示くださいました。

 

 レクチャーの後、茶道サークルの皆さんが点てた美味しいお抹茶とお菓子をいただきました。「夏は涼しく、冬は暖かに」という茶道の心得のもと、久々宮先生や茶道サークルの皆さんのおもてなしに学生の中に多くの笑顔が見られました。

 久々宮先生は講義の終わりに「茶道は茶室の建築、掛け軸の書、茶碗の陶芸などが含まれた総合芸術です。全てのことに関して勉強することがたくさんあります。だから楽しいんです。茶道に限らず『道』がつく伝統文化を身につければ歳をとっても楽しめます。」と学生たちに話されました。

 今年は「おおいた大茶会(国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭)」が開催されることから、県内各地でお点前を楽しめる機会が増えています。皆さんもこの機会に一服楽しんでみてはいかがですか。