新任の教員を紹介します

2018.09.07

 本学国際総合学科に9月から教員が2名着任しました。千賀 喜史講師(経営学)と中野 芳彦講師(フランス研究)です。
お二人にこれまでの研究や、これからの意気込みを伺いました 。

国際総合学科 講師 千賀 喜史(せんが よしふみ)

 

 立命館大学経済学部卒業後、自動車部品メーカーにて船舶、電車部材の商品開発を中心とした営業に従事、その後スポーツ用品メーカーにて企業のサスティナビリティを推進するCorporate Social Responsibility、ブランドを作り伝えていく広報・宣伝、事業を考える企画といった仕事に携わりました。一方で、会社員をしながら神戸大学MBAにて経営学修士(専門職)を取得し、そのまま神戸大学大学院経営学研究科で企業の業績に重要な影響を及ぼす重要業績評価指標(Key Performance Indicator)の研究をしています。

 授業は経営学、経済学、キャリアデザインを中心に担当します。

 皆さんがこれから出て行く社会は、自分のやりたいことを実現するための世界ではなく、自分の得意なことを還元していく世界だと私は考えています。そのためには相手を知り、自分を知ること。就職は人生の多くを決めますが、それが決定ではありません。それを冷静に見る眼を養って、生き生きと成長していく人財へ育てていきます。

国際総合学科 講師 中野 芳彦(なかの よしひこ)

 

 名古屋市生まれ。関西学院大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。パリ第七大学にて文学博士号取得(2017年)。東京外国語大学・共立女子大学・慶應義塾大学非常勤講師を経て、本学に着任しました。

 ミュージカルでも有名な『レ・ミゼラブル』の作家、ヴィクトル・ユゴーが専門です。フランス語やフランス文化にかかわる授業を担当します。これまで西宮や東京そしてパリで勉強してきました。九州で暮らすのは初めてですが、学生時代、グリークラブの演奏旅行ではじめてソロを歌ったのが大分だったので、とくに思い出ぶかい土地です。

 フランス語に限らず、言葉の勉強には終わりがありません。そのはじめの土台づくりを手助けできたらと願っています。