「脊髄損傷者向け排泄支援装置」の開発支援を本学教員が行いました

2018.09.10

 本学美術科デザイン専攻の松本康史准教授が、デザイン面での開発支援を行った「脊髄損傷者向け排泄支援装置(リハビリ機器)」の販売開始について、9月6日(木)、広瀬勝貞大分県知事に報告しました。

 この装置は大分県が進める東九州メディカルバレー構想の事業の中で、医療現場の声を踏まえて、脊髄損傷患者向けに自己導尿訓練時などに局部を可視化できる装置の開発に着手したものです。「患者」とその訓練を指導する「医療スタッフ」の両方の立場から作業が見やすい機器を、とシェルエレクトロニクス(株)と(社福)兵庫県社会福祉事業団、および本学が連携して開発しました。

 本製品は平成27年度に第13回大分県ビジネスグランプリの最優秀賞を受賞しており、平成30年9月からいよいよ販売開始となります。