「心理学研究法」で高崎山ニホンザル観察実習を行いました

2018.10.24

 10月20日(土)に、情報コミュニケーション学科の授業「心理学研究法」で、高崎山ニホンザル観察実習を行いました。

 1年生の後期の受講者が、実際に高崎山に行きニホンザルをビデオ撮影しました。ニホンザルの観察実習の意義は、ビデオ撮影の技術と観察法の一連の流れを修得することです。

 学生たちは、2~3人のグループでビデオ撮影やタイムキーパーの役割を交代しながら、サルの行動を撮影しました。群れの中の序列によって雄ザルの行動が異なったり、子ザルが母ザルにしがみついていたり、親戚同士で毛づくろいをしていたり、様々なサル関係を観察することができました。人間との相違点や共通点に気づくこともできました。今後撮影したビデオを授業の中で行動描写して、さらに詳しくニホンザルの行動特徴を記述していきます。

 学生の感想には、「近くで野生のサルを観察できてうれしかった」、「サル社会の実態をのぞけた」、「子ザルを守る母ザルをみて、人間と同じだと思った」などがありました。 好天にも恵まれ、非常に有意義な実習になりました。

 いつもご協力いただいております高崎山の職員の皆様に感謝申し上げます。