デジタルものづくり講座「3Dプリンターを体験しよう」を実施しました

2014.01.09

 

 昨年12月25日、大分市ガレリア竹町内にある少年少女科学体験スペース『O-labo』にて、デジタルものづくり講座「3Dプリンターを体験しよう」を実施しました。
今回の講座では、本学の情報処理演習室に秋より導入した3Dプリンターを『O-labo』へと持ち出して、凍田和美教授の指導のもと、情報メディア教育センタースタッフ、本学情報コミュニケーション学科1年生2名による学生スタッフとハイパーネットワーク社会研究所の工藤さん、稲葉さんにご協力いただき、県内在住の小学生を対象に講座を行いました。

 講座では、3DCGソフトウェア「六角大王」を使用した3Dモデリングの内容と、カッティングマシン「iDecora」を使用した、クリスマスインテリアシートづくりを行いました。3Dモデリングの講座では、立方体を重ねて、ピラミッド型のCGをつくりながらモデリングの基礎について学んだ後、実際に部品ごとにバラバラになった船や動物を自分でつなぎ合わせてモデリングする内容でした。また、その作品を3Dプリンターで印刷している間に、パソコンでデザインしたシートをiDecoraで印刷し、オリジナルのクリスマスインテリアシートを作る講座を行いました。

 2人1組を1時間ごとにずらしながら計4組8名の小学生が参加し、熱心にパソコンに向かう姿が見られました。また、作品例として展示していた3Dプリンターで印刷した作品に興味を持ったり、決まったテンプレートだけでなく自分でデザインをしていくなど、小学生ならではの柔軟な発想が形になり、個性的な作品も出来上がっていました。

  講座修了後、帰宅するときも嬉しそうに作品をもって帰られていました。参加した小学生にとって良いクリスマスプレゼントになったのではないかと思います。

  今年2月には、再び「デジタルものづくり講座」を開催する予定です。これからの時代を先導する機器を体験できる貴重な講座ですので、是非皆様お誘いあわせの上、お越しください。詳細は再度本学HPなどでお知らせいたしますのでご覧ください。

記:情報メディア教育センター実習助手 高橋