「小林道夫客員教授 声楽公開レッスン」を開催しました

2019.01.22

 本学では、チェンバロやピアノの独奏並びに伴奏、その他にもバロック音楽、アンサンブル、指揮、合唱指導など、多方面にわたり、世界各地で活躍されている小林道夫氏を客員教授にお迎えしています。

 1月19日、20日の2日間、本学音楽棟小ホールにおいて「小林道夫客員教授 声楽公開レッスン」を開催し、受講した専攻科生の個性に合わせ丁寧な指導が行われました。

 同時にピアノ伴奏の指導も行われ、ひとつひとつの音の大切さや弾き方のテクニックを指導されました。聴講した一般の方々も熱心にメモをとっていました。


<小林道夫客員教授:プロフィール>

東京藝術大学音楽部楽理科卒業。1965年デトモルト北西音楽大学留学。チェンバロ奏者としては、ドイツ・バッハ・ゾリステン、フランクフルト・バッハ・オーケストラと共演。帰国後チェンバロとピアノ独奏及び伴奏、バロック音楽、アンサンブル、指揮、合唱など極めて多方面に渡る活動を続けている。これまでにH.プライ、J=P.ランパル、O.ニコレ、E.ヘフリンガー、F=ディスカウ、M.アンドレ、P.ダム、P.フルニエ、J.スークなどの素晴らしい演奏家と日本のみならず、世界各地で高く評価されている。1956年毎日音楽賞・新人奨励賞、1970年第一回鳥井音楽賞、1972年ザルツブルク国際財団モーツァルテウム記念メダル、1979年モービル音楽賞を受賞している。近年は由布市に移住し、ゆふいん音楽祭の音楽監督として大分のクラシック音楽界を牽引した功績は記憶に新しい。