佐藤美枝子客員教授による声楽公開レッスンを行いました!

2019.10.07

 

 10月5日(土)、6日(日)の2日間、本学音楽ホールにて佐藤美枝子客員教授による声楽公開レッスンを行い、本学専攻科の音楽専攻の学生11名が受講しました。

 佐藤美枝子客員教授は大分県立芸術文化短期大学附属緑丘高等学校(現 県立芸術緑丘高校)のご出身で、チャイコフスキー国際音楽コンクールにおいて日本人初の第1位を受賞した世界的に活躍するプリマドンナです。

 

  レッスンでは、1音毎の発声や姿勢、声を出すための筋肉の使い方などを丁寧に指導していただきました。佐藤客員教授は「自分のレッスンだけでなく、他人が指導されている所も自分のことと思いながら聴いて学んでください。言われた事を忘れないように、次回のレッスンでの向上を期待しています」と学生に話しかけられ、聴講の皆さんは、その言葉に注意深く耳を傾けていました。


<佐藤美枝子客員教授:プロフィール>

 大分県立芸術文化短期大学附属緑丘高等学校(現 県立芸術緑丘高校)卒業。武蔵野音楽大学卒業。(公財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第9期修了。
 第7回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞後、(公財)五島記念文化財団の奨学生としてイタリアに留学中の1998年、第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞。1995年、ローマにて「リゴレット」のジルダでオペラ・デビュー。その後ブルガリアのソフィア国立歌劇場に招かれ「ランメルモールのルチア」と「リゴレット」で出演し、大絶賛を博す他、国内外で多数のオペラに出演し、好評を得る。2019年は、「ランスへの旅」「Help!Help!グロボリンクスだ!」「リゴレット」に出演を予定している。
 武蔵野音楽大学准教授、日本オペラ協会会員、藤原歌劇団団員