知的財産検索講座および特許検索競技大会サテライト開催を実施しました!

2019.10.16

 

 10月4日(金)の「情報リテラシーⅡ」授業内で知的財産検索講座を行いました。
特許業務法人藤本パートナーズ副所長 野村 慎一 弁理士を講師にお招きし、「J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)」を使用した、意匠、商標、特許・実用新案の検索手法について演習しました。また、実際に意匠登録されている物品を検索しながら、部分意匠、関連意匠などの意匠制度についてもご講演いただきました。

 10月11日(金)には学内で一般財団法人工業所有権協力センター(IPCC)主催の「特許検索競技大会(スチューデントコース)」のサテライト開催を実施し、美術科と情報コミュニケーション学科の1、2年生合わせて、57名が受験しました。受験者には後日成績表と成績優秀者には認定証が送られてきます。

 特許検索競技大会は、2007年からスタートした、日本で唯一特許調査の実務能力を評価する大会で、年々その規模は拡大しています。

 商標などの知的財産に関するトラブルを日々ニュース等で目にする現代において、社会人になる前にある程度の知財検索スキルを身に付けておくことは重要です。また、知財情報を検索できる力は、他人の創作活動を知財面からサポートするスキルにも繋がります。

※当該活動は、一般社団法人工業所有権協力センター(IPCC)の「令和元年度 大学高専知財活動助成事業」における活動助成によるものです。

大学高専知財活動助成事業とは、大学・高専から助成を希望する知財活動の案を募集し、優れた活動提案に対して、IPCCが1大学あたり最大500万円の実施資金を助成(無償供与)しています。