小林道夫客員教授の声楽公開レッスンを開催しました！

　本学では、チェンバロやピアノの独奏並びに伴奏、その他にもバロック音楽、アンサンブル、指揮、合唱指導など多方面にわたり、世界各地で活躍されている小林道夫氏を客員教授にお迎えしています。

　去る1月18日（土）、19日（日）の2日間にわたり、小林先生による声楽公開レッスンを本学音楽ホールにおいて開催しました。

　１１名の学生ひとりひとりに合わせた丁寧な指導とあわせて、伴奏のピアノ演奏者に対してもひとつひとつの音の大切さを指導されました。

　小林客員教授からは「発音にも今昔がある。作者の癖や時代背景などを読み解き、理解しながら表現を深めるためには様々な教養が必要」と話し、詩の翻訳でお薦めの本や、発音などこれまで参考になった歌手について教授されました。また、「音楽の勉強に定石はない。みんなで試行錯誤しながら経験を積んでいくしかない。これからたくさん経験を重ねてほしい」とエールを送りました。