宇治山哲平展で本学音楽科生が弦楽アンサンブル演奏を行いました

2020.11.02

 

 10月30日、本学学長を務めた宇治山哲平の絵画展「宇治山哲平にみる『やまとごころ』」の開催イベントで本学音楽科生による弦楽アンサンブル演奏会を行いました。

 ディベルティメントやカノン、童謡メドレーなど、宇治山哲平の絵画から連想した5つの曲目を演奏しました。その中で本学を卒業し、現在ウィーン国立音楽大学に在学する吉岡伶奈さんが、宇治山哲平の「童(わらわ)」から着想を得て作曲した「童(2020)」も初披露されました。

 吉岡さんからは「『初めての作品に出会う』ということは、その瞬間にしか味わえない感情が生まれる特別な時間だと思います。世界で初めて演奏される『童』ですが、ぜひ第一印象を発見する楽しみをこの曲を通じて感じていただければと思います」と作曲への思いも寄せられ、会場は盛大な拍手の中終了しました。