【サービスラーニング】大分川清掃と大友宗麟の歴史探索会を行いました

2021.10.07

 10月2日(土)、サービスラーニングの一環として大分川の清掃および大友宗麟の歴史を学ぶ歴史探索会を実施し、20名の学生が参加しました。

 2つのグループに分かれて大学から徒歩で大分川に向かい、川の河口までごみを拾いながら歩きました。大分川の川沿い、特に大学の近隣地帯は、大友宗麟が九州6か国の守護職を得た際の政の中心地であり、歴史的に極めて重要な役割を果たしていました。また大友氏はこの時代に、南蛮貿易を積極的に行い、キリスト教信仰をはじめ、西洋医学や文化、最新技術をも多く取り入れたことでも有名です。学生たちは、これら国際貿易都市であった豊後(府内)の特徴について随所で説明を受けながら、清掃活動を行いました。

 清掃終了後は南蛮BVNGO交流館に立ち寄り、大友宗麟の功績や偉業について収録したビデオや、大友氏館跡庭園や当時の建物の様子などを疑似体験できるVRアプリなどを使って、戦国時代の大分(豊後)について理解を深めました。

 文化の秋にふさわしく、大分の歴史と文化をしっかりと学び、また地域の環境美化にも貢献する1日となりました。

*サービスラーニングとは、学んだことを地域で活かす、地域で活動することで学びの意義を確かめようとする、本学の特色ある教育プログラムです。本学では、情報コミュニケーション学科の専門教育科目として、また、その他学科においては共通教育科目として、毎年200名を超える学生が30時間以上の活動を行っています。