「PBL型インターンシップ公開プレゼン」で本学留学生が発表を行いました!

2013.10.02

 

 9月27日にホルトホールで開催された「PBL型インターンシップ 留学生による公開プレゼン」で、中国・江漢大学から本学に留学している、石美(セキビ)さんと周雅晶(シュウガショウ)さんが発表を行いました。

 「PBL型インターンシップ」とは、企業から出された課題に対し、学生が研究をして解決策を提案するもので、全国で76社の企業から応募があり、選考の結果34社が選ばれ、大分からは5つの企業が参加、県内の大学・短期大学の留学生が公開プレゼンテーションを行いました。

 まずはじめに主催者である九州グローバル産業人材協議会 事務局長の髙録秀敏さんからあいさつがあり、今回の公開プレゼンテーションについての概要や主旨、九州グローバル産業人材協議会の活動内容についての説明が行われました。

 公開プレゼンテーションでは、「インターネット販売の国別の顧客動向について」「企業における海外交流の必要性について」「インターネット販売におけるブランドイメージ戦略」「中国へスイーツのお店を展開する戦略」「カフェをより良くするための改善提案」について、留学生らが発表を行いました。今回は、日本人学生の応募もありましたが、選考の結果、留学生のみの発表となりました。

 留学生らは、しっかりとリサーチをした上で様々なアイデアを提案。中には、留学生ならでは、日本人の感覚では思いつかないようなユーモア溢れるものなどもありました。プレゼンテーション後は、課題を提案した企業からの講評が述べられ、どの企業も「これまで気付かなかった事に気付かされた」「ぜひ参考にしたい」など留学生の提案に関心を寄せていました。

 最後に、九州経済産業局 森塚幸治氏より総評があり、優秀な学生たちに参加していただき、みなさんとても日本語も上手で日本の文化についても勉強しているなというのを感じました。国際感覚豊かな感性で常識に囚われない、日本人が見落としがちな視点からの意見を多く聞くことができ、各企業さんからは、参考にしたい等、嬉しいことばも頂きました。この機会が、企業の方々の問題解決になれば幸いです。また、国や文化の違う学生同士が一緒に組んで一つの課題に取り組むことで、お互いの交流や日本語力のステップアップにも繋がったのではないかと感じています。と述べられました。

企業と留学生、お互いに得るものがとても大きかったと感じる公開プレゼンテーションでした。