ＴＳＧ竹田総合学院開校式に出席しました

　４月１７日、竹田市に開校した『ＴＳＧ竹田総合学院』の開校式典が行われ、本学 中山欽吾学長と美術科 原田裕明教授らが出席しました。

『ＴＳＧ竹田総合学院』は、旧竹田中学校舎を活用し、工房の提供や作家の起業支援を行うことにより、伝統産業の復興及び文化・芸術振興に役立てることを目的とした施設です。広々とした館内には、市民と創作が接点を結ぶ場としてアートホール＆ギャラリーが併設され、芸術鑑賞をはじめ、さまざまな“モノづくり”が体験できるワークショップスペースなども設けられています。

　 式典では、テープカットの後、『ＴＳＧ竹田総合学院』学長で竹田市長の首藤勝次氏よりあいさつがあり、「オープンに際し、素晴らしい作品を提供していただいた方々に感謝しています。この施設は、多くの人が集う場所づくりができないか、という思いが集まってできました。作家の方たちがあつまり、教室を工房として使うことで空間が進化していきます。“時間は場所に蓄積されていくもの”だと感じます。ここでは、作品を見るだけでなく、実際に手にとって、その魅力を感じてほしいです」と、オープンに際し感謝の言葉を述べられました。

　
　また記念講和では、本学 中山欽吾学長が「かつての学校を新たな役割によって現役に戻すことには、単に新たな目的や使命だけでなく、地域全体の再生にも繋がる役割があることを忘れてはならないと思います。その上で、新たな使命は何かを考えることが重要です。そう考えると、その校舎に対して、今までの学校に匹敵するワクワクするような想いを持てるような方向性が大切だと思います」と話し、新しくスタートした“アート”施設に期待を寄せていました。

　
　式典では、書道家である西村春斎先生による書道が披露され、二本の筆を使い、ダイナミックに「人間磁場」の文字を書く姿に式典に参加した方々から大きな歓声が沸き起こっていました。