吹奏楽コンクール課題曲指揮法講座を開催しました

　「吹奏楽コンクール課題曲指揮法講座」を５月１９日に本学で開催しました。本年度も多くの中学校・高校教員や一般音楽団体の方々が参加されました。

　講座では、はじめに講師を務める森口真司准教授が音楽科のウィンドオーケストラで公開リハーサルを行いました。それをお手本に、３名の受講者が各々自由に自分の考えで指揮を振りました。今回は３名とも課題曲Ⅱ（マーチ「春の道を歩こう」／高橋宏樹作曲）での受講でした。聴講のみの参加者もコンクールで課題曲Ⅱを演奏予定の学校関係者が多く、懸命に自身のスコアに書き込みをしていました。森口准教授のアドバイスを受けた受講者が、再度指揮を振ると、みるみる音色が変化。参加者の方々は指揮の振り方の大切さを実感した様子でした。

　専門的な音の出し方、表現の仕方、大半の中学生・高校生がつまずいてしまう箇所のアドバイスを清水万敬教授と松倉利之教授が説明し、解決策を見出していました。２時間半に及ぶ講座はあっという間に終了しました。参加者からは「明日から実践してみたい」「大変勉強になった」「今後も続けてほしい」などの嬉しい意見をたくさんいただきました。